見出し画像

大人が聴く『子ども科学電話相談』

1.『子ども科学電話相談』とは

小学生のころ、夏休みになるとよく聴いていたラジオ番組。
『子ども科学電話相談』
主に中学3年生までの子どもたちの質問にその分野の専門家がこたえる、というラジオ番組です。
夏しか放送していない期間限定番組だと思っていましたが、
なんと去年から毎週日曜日に放送しているようです。
専門家の先生に日ごろ気になっていることを質問できる機会が多いなんて、
とってもリッチですよね!

以前は子どもが聴くものだと思っていましたが、
大人になってから聴いてみるとまた違った視点で聴くことができて楽しいです。
今回は、大人になってから聴くメリットについて少し書いてみます。

2.大人が聴いてみるメリット

メリット①大人になったら考えもしないような質問が多い
最近の質問例を少し挙げてみます。(相談のこたえはアーカイブで)

・人間の体温は36℃あたりですが、外で体温より低い温度なのに暑いと感じるのはなぜ?
・地球の自転が逆回転したらどうなるの?僕は時間が戻ると思う
・差別はどうしてなくならないの?

普段生活していたら気にしない内容ですが、
確かに考えたことなかったかも⁉や上手く説明できない…。というような内容が多い気がします。
そして子どもたちの発想力の無限さに元気が出ますし、
普段考えないことなので頭の中のリフレッシュにもなると思います。

メリット②様々な専門家の先生の話が聴ける
こたえてくれる先生は、全国の博物館の館長・副館長だったり、海外に調査に行くことの多い大学の教授・准教授だったり、普段なかなか話を聴く機会がない方ばかりです。
また、様々な分野の先生が一回の放送で参加してくださるので、
分野問わず話を聴ける機会はとても希少だと思います。

メリット③専門家の先生のこたえ方が素晴らしい
質問される内容は、分かりやすく伝えるのが難しいものも多いですが、
その分野について深く知っている人だからこそ誰にでも分かる言葉で伝えることができます。
また、どんな質問でも子どもたちに優しく質問をして、どこが不思議だと思ったのかを解き明かしながら、分かりやすく説明してくれます。
子どもの頃に、不思議に思ったことを誰にも馬鹿にされず、
適当にあしらわれず、しっかりと向き合ってこたえてもらう経験は
好奇心を培ううえで大切なことだと思います。
教育に携わる人や普段子どもと接する人なら、ぜひ参考にしたい話し方です。

3.まとめとリンク

今はアーカイブ放送や文字に起こしてある記事もあるようです。
在宅ワークの息抜きや作業用BGMにぜひおすすめです。
上記の質問のこたえが気になった方もぜひ下のリンクから聴いてみてください(質問一覧からは気になった質問だけ放送が聴けます)↓↓↓
子ども科学電話相談公式ホームページ(NHKリンク)
子ども科学電話相談質問一覧(NHKリンク)

読んでいただきありがとうございます。
ご意見・ご感想お待ちしております。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?