星乃珈琲に湘南乃風が吹いた
どこか遠くに旅したいところだけど、現状はまだちょっと難しいわけで。
だけど現実逃避したい!!
そんな人のためにあると思うんです。星乃珈琲は。
時間帯にもよると思うけど、日曜日の夕方ともなると人もまばらで穏やかな時間が流れている。
こんな絵も飾ってあったりするし。
絵に関して造詣深くないんです。なのでノーコメントで。
今日はアイスティーの気分だな。
あと、何か食べたい。めちゃくちゃお腹空いているわけではないけど。
せっかく星乃に来たし、本免学科試験の合格祝いにね!
メニューを開く。
うーん。甘いものはいつも気にはなるけど、最近こういう時は結局しょっぱいものにいくんだよなぁ。
友達と一緒だったりするとスイーツ食べるんだけど
年々甘いもの<しょっぱいものを好むようになってきた。
歳をとると味覚が変わるっていうけどこういうことなのか?
20代前半の時なんてコーヒーや紅茶にアホほど砂糖やガムシロップ入れていた事もあったけど、今やもっぱらブラック派。
なぜブラックやストレートで飲むようになったかというと
①糖質の摂りすぎはイライラを引き起こすっていうから
②ブラックやストレートで飲む大人はカッコいいって思ったから
やってみたら意外と甘味のないコーヒーや紅茶をすんなり受け入れられてる自分がいた。
コーヒーはブラックで飲むと胃に良くないって聞くからミルクが牛乳だった場合のみ入れるか、最初からカフェオレ頼んだりするけど。
話は逸れたけどそういうわけで注文したのがこれ。
わ〜い!ハムと野菜と玉子のサンドが到着♡
結構ボリューミーだけどキュウリとトマト、レタスがある事で全然くどくない!
シンプルに美味し〜〜〜〜!!!!ってひとり静かにテンション上がっていた所、近くの席に男性2人組がやってきた。
男A「あ〜まじ腹減った。」
男B「星乃久しぶりだわ、何食おう」
ピンポーン。着席してすぐに店員さんを呼んでいた。
A「すいません、アイスコーヒー」
B「お前がアイスコーヒー頼むの珍しくね?あ、それ2つで」
A「あと、プレミアム苺ショートケーキと北海道純生ロールケーキください。」
ヘぇ〜。甘い物食べるんだなぁ。スイーツ男子可愛い♡って注文の会話を聞きながら軽く思っていた。
B「あと、星乃珈琲のオペラ」
あ、スイーツはAがまとめて注文したのかと思ったけど違ったんだね。
各々注文してAが2つ食べるんだ。私も人生で1度だけケーキ2個食いやったけど、あれ後からずっしりくるんだよねぇ〜なんて、わんぱくな過去を思い出す。
周りのお客さんは一人で来ている人ばかりだからこの二人の会話が耳に入りがち。
A「酒飲む時はアテ探さなきゃいけないけど、甘いものはそれだけで完結するからいいんだよな」
B「あ、めっちゃ分かるわ、それ」
そういうもんなのか。会話の主がどういう人なのか気になって、一瞬だけ斜め後ろの席に座る彼らを見た。
2人とも色黒で細マッチョ、歳は分からないけど30代半ばくらいかなぁ。
なんか湘南にいそう。真夏のジャンボリーってアゲアゲで歌ってそう。
正直、瀬戸康史くんみたいな可愛い系を想像してたけど全然違った。
わし、色黒の方がタイプだけども笑
店員さんがお兄さん達に「お待たせいたしましたー♪」って届けている様子が聞こえた。
二人の会話は止み、しばらくするとまたピーンポーンと鳴り響いた。お兄さん達の方からだ。
男A「苺たっぷりスフレパンケーキのシングルとオレンジジュース」
男B「フォンダンショコラバニラアイスのせとアイスコーヒー」
おいおい、凄いなww
飲み物追加するか食事に行くと思ったぞ。
特に男Aよ。ショートケーキ食べてロールケーキ食べて更にパンケーキとオレンジジュースって、文字に起こしているだけで口の中甘いわw
・・・・。昭和のプリンがちょっと気になるな。生クリーム抜きがいいけど。
↓Bが追加したフォンダンショコラ。お星様のってて可愛い
しばらくすると店員さんが彼らの所に戻ってくる。
「スフレパンケーキご注文のお客様、お時間20分ほど頂きますがよろしいでしょうか?」
A「ズコー _(┐「ε:)_ マジっすか・・じゃあ・・・」
B「いいじゃん。待っとけよ」
A「あ、じゃあいいです!待ちます!」
B「オレちょっとタバコ吸ってくるわ。」
Bが喫煙ブースに行く。
ピンポーン。すかさず店員さんを呼ぶA。やっぱり20分は待てないのかなぁ。
A「すいません追加で星乃珈琲のオペラください。」
ほえぇーーーー( ゚д゚)( ゚д゚)( ゚д゚)!?!!?!!?!?
変更じゃなくてそこ追加なんだ?
まだ食べるの??
Aよ。スイーツ4つにオレンジジュースはさすがに強すぎないか??
可愛いを通り越して強い、スイーツモンスターだよそれは。
興味持ちすぎて彼らのオーダー後、逐一メニュー見てこそこそメモってる私もだいぶヤバい思うけど笑
20分後に到着したパンケーキもおそらく難なく平げ、一息つく間も無く側を通る店員を呼び止めるA
「お会計いただけますか?」
星乃珈琲は伝票じゃなくて、テーブルに札が置かれて最後その札をレジに持っていってお会計するシステムなのね。
お会計のその瞬間まで支払いという現実を忘れられる、そういうディズニーランドのようなシステムなんです。資源の節約なのかもしれないけど。
基本は札だけど、割り勘したい人とかのために発行する事もできるみたい。
彼らのもとに伝票が届けられる。
いくらなんだろう・・・。ちょっと気になる。
B「469だってよ〜!やべ〜笑」
A「あ、じゃあ¥3,000くらい俺じゃんw」
¥3,000か・・・。
赤海老とつぶ貝とえんがわとサーモンとハマチとあら汁と・・・
¥3,000だったら回転寿司に行ってひたすら好きなネタを食べ尽くしたいと思ってしまう私は彼らよりも女子力が低いと思うw
もっとマカロンとか苺のパフェとかそういう可愛いものを好きになりたい。
彼らが帰ると急に店内の空調が寒く感じるようになった。なんか松岡修造が日本にいないと寒くなるみたいな現象が起きたよ。
こんなご時世で風邪ひいたら大変なので、私も後を追うようにさっさと退店した。
以上、探偵さんになってしまった星乃珈琲の巻でした。
日常の中の非日常、いい現実逃避になった笑
これからも意外性抜群のルックスでスイーツ男子を貫いて欲しい。
読んでくださりありがとうございます! サポートを頂けたら自動車免許本免をとりに行きます!!