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原因不明の頭痛の話:その4

抜歯して数日は大事をとって流動食のみ。それもあってあんまり気力がなく、隙あらばソファーで仮眠を何度かみたいなあまりカロリーを取らずに数日グダグダしていたせいもあって。

よし!親知らずも抜いたし、活動開始!とフラのイベントに出かけていくも、あわや熱中症(帰りの電車で手の震え止まらず!)。かと思えば、夜中に猫たちが網戸を外してしまい、蚊が入ってきて一晩中眠れず。翌日は明け方3時ごろに猫のうんち大惨事で起き出して掃除する羽目に。

そんな、今までだったら疲れと睡眠不足で頭痛が超悪化しそうな連日の出来事を経ても。

あれ、、、?痛くならないよ、、、??ってことは、、、やっぱり親知らずだったのか!もっと早く抜けばよかったorz…(ここに至るまで一体どれだけ検査や治療や原因探索に時間とお金を使ったことか・・・)。

抜糸に行った歯医者さんでも報告するととても喜んでくださり、「いやー勉強になるねー」と詳しく経過を聞いてくれたりして、超いい先生(涙)。

慢性頭痛から解放された世界は、色も空気もBGMもすっかり明るくなり、この3ヶ月間のズォーーーンって感じの重さと、やらなきゃいけないことを気分的には這うようにしてこなす感じがすっかり無くなって。人生を楽しむ感じが普通に戻ってきました。

この落差を経験すると、慢性的な痛みを抱えている人や、慢性的に心理的な重さを抱えている人は、毎日最低限の生活をこなすだけで、本当にすごく頑張ってるよ!もう本当に十分によくやってるよ!!!って、今なら体感を持って言える感じ。心身の健やかさって、それだけでただただ幸せなことなんだと、改めて思ったのでした。

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「親知らず」っていうキーワード、最初に頭痛が始まった時に実は頭をよこぎってはいたのだけれど、親知らず自体に痛みがないのと、抜くとしたら切開する大手術って思っていたので(実際にやってみたら3本抜いた時とあんまり変わらなかった)、即刻却下していたのを思い出しまして。友達に似たような事例で親知らずで治ったっていうのを教えてもらわなかったら、いまだに別の頭痛外来を探して彷徨っていたかも知れず(歯医者さんに聞いても、「抜いてもいいけど、頭痛と関係あるのかはわかりませんねぇ、、、?」って感じだったし)。親知らず、侮りがたし。





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