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会話のテンポと無意識の言葉の選び方が心地よさを決めるのではないか

「話してて心地よいんだよね〜」、とか、「自然体でいやすい気がする〜」と言ってくれた人に、ふと言ってしまった「嬉しい!でもなんでだろーね?」の一言に特大ブーメランが返ってきた。

「かえではなんでだと思う?」

おかしな話ではある。けれど急に投げかけられた問いには答えたくなってしまう性分もある。心地よいと感じる本人が考えてくれよ、とか、それを自分で語るのは恥ずかしいんだけど、とかいろんな気持ちがあるのは置いといて考えてみる。

こんな人に向けて書いています
・人との関係性の心地よさがどこから来るのかを考えたい人
・コーチングやコンサルティングなど人との対話を受けるときに相手の選び方に困っている人
・コーチ選びに迷う人


私があなたに心地よさを感じさせられる理由


人が相手との対話で心地よさを感じるにはいくつかの理由があると思う。わかりやすい要素はテンポが合うかどうか?だと思う。

会話は餅つきだ。お互いにポンポンとうまくハマっていくと美味しいお餅ができる。お餅つきとちょっと違うかなと思うのは一拍に対して一拍である必要はない。

必ずしも交互に叩く必要はなくて、片方が2回叩いてもう一方が1回でも良い。必要なタイミングですっと叩けるとそれが1番いい。でもどっちかが欲しい時にたたいてもらえなかったり、逆にお互い一緒にたたき続けていたりすると、おいしいお餅は作れない。

どのタイミングでたたいてほしいと思うかは人による。ゆっくりじっくり叩きたい人もいれば、小気味よく叩きたい人もいる。これは本当にその人次第だと思う。

私のテンポは早い方だ。軽く早いやり取りをポンポンすることが多い。だからポンポン進めたい人にはとても合いやすいと思う。


次に重要な要素だなと感じるのは、一つのことを深く考えたいか、色々な側面から考えたいか。じっくりしっかり考えていきたい人といろいろな視点で見てみたい人がいると思う。

ひたすらに深堀することで一つの大きな宝物を探すセッションも魅力的だ。一方で私のセッションは一つのものにいろいろな側面から光を当てていく。あなた一人だと思いつかなかったような目線を渡したい、それが私が思っていること。

このようなテンポや視点の持ち方ももちろん会話では大事だ。しかし最近じんわりと大事だなと思っていることに、価値観がある。


価値観と価値観によって形作られることばが心を打つ


価値観と語るととても固く・難しく感じていた。価値観の合う人と一緒にいたいよね、なんてことを口にはしてみていたけれど、私自身価値観って何やねんって思っていた。

でも最近【価値観】を少しずつわかるようになってきた。

価値観はその人の大事にしているもので構成されていく。大事にしているものって色々あって、”家庭”とか”自分”みたいな所属もあれば、”好きなこと”のようなふんわりしているものもある。

これだけは許せないってこともあれば、自分を語るならこれがいいってこともある。

そんな”その人を語るうえで外せない要素たち”が集まって価値観ができる

相手の価値観を見たり、感じたりするのは難しい。1つではないし、いくつかのものが寄り集まってできるのが価値観だから。

でもそんな状況の中で一番、価値観というものを感じられるのが、”ことば”だと思うのだ。


ことばはその人に関する多くの情報を持っていて、強烈な印象を与えてくる


特に口から発する言葉にはたくさんのものが込められていると思うのだ。その人が大事にしているキーワードは何度も何度も出てくるだろう。

普段から自分に言い聞かせていることもよく出てくる。一方で嫌いなことも表情や口調から何となく伝わってきてしまう。

そして言い方だけではなくて、言葉の使い方や表現方法にもその人の価値観が表れている。この人の言い回しなんかいいなぁ…と感じるときや物事の捉え方がいいな、と感じるとき、なんかよくわかんないけど好きな単語をよく使っているなと思うとき。

いろんな時があるけれど話をしていて心地よい人って、この言葉に対する感性が近い人だと思う。感性っていうとちょっと難しく感じてくるけれど、つまりは使う単語が何となく自分に近い人。

それは難しい日本語を使うか使わないかとかじゃなくってなんとなくの選択が近い人。

日本語っておもしろいから、同じ言葉でもいろいろな表現方法ができてしまう。

【おもしろい】を一つとっても、おもしろい・笑える・受ける・いい・好き、いろんな言い方でこの気持ちを表すことが出来ると思う。そして書き言葉だったら、おもしろい・面白い・オモシロイ・オモシロい…無数に出てくる。

無数に出てくる掛け合わせの中で、無意識の中で一つずつ選択して私たちが喋る言語はできている。この選択の方向性が似ている人と話すとき、そこに自然な心地よさが生まれる気がする。


自然な心地よさが生まれる空間の何が一番好きかというと、その人の想いや感情が心に響く感覚がある。あーこの人の言い回し・表現好きだわーと思いながら言葉が沁みていく感じがある。

常に起こるわけではない。でも起こる可能性が高い気がする。

だから私は自分が心地よいと感じるような言葉を使う人と、そんな言葉をチョイスするような価値観の近い人といると心地よさを感じる

あぁまたお話ししたいなと心から感じるのだ。

そしてそれはきっとあなたにも言えるのだと思う。私がふと発することばや発想をおもしろい、心地よい、楽しいと思ってくれるからまた話したいと思ってくれていると思っている。


ことばは自分がどんな人かを語る唯一無二な要素


後半に書いた価値観と言葉のチョイスによる心地よさ、はもしかしたら私だけが重視していることなのかもしれない。私にとっては相手に贈ってもらう言葉が暖かいと心も暖かくなる。そんな暖かい人が心地よいと感じる。

だから私もあなたに心が暖かくなるようなことばの贈り物がしたい。


いろいろ心地よさを感じるシチュエーションはもちろんあると思う。下世話な話だけど、例えば相手の顔が好きだ、とか、匂いが好きだ、とか。

おいしいものを食べさせてくれるもあるかもしれないし、自分のことを常に褒めてくれるもあるかもしれない。自分が言われたいことを相手が言ってくれるからというのもあるかもしれない。

こんな心地よさも大切だと思う。人間関係がスムーズに進むからとっても大切だ。けど今日わたしが書いたような”なんとなく感じる”心地よさもいいものだなんて思うのだ。

”何となく感じる心地よさ”を言語化するのは難しい。でもこの”何となく感じる心地よさ”の先に帰りたくなる居場所というものも存在すると思う。信じている。

最初の問いに立ち返る。私をコーチに選んだあなたが私に心地よさを感じるのはきっと、会話のテンポのはまり方と言葉に触れていたい/浴びていたいと思えるからだ。


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ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
今まで抱えてきたいろいろなしがらみや不自由さを手放して、前に突き進んでいきたい。不安はあるけれど変わっていきたい。ありのままの自分を探したい!

そんな私と似た欲求や願いを持った人に一歩踏み出すきっかけとなるようなコーチングを、一緒に前に進んでいける関係性を提供したいと思っています。ご興味を抱いていただいた方はぜひお気軽にお声がけください。
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