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黑のロザリオ






何処かの荒涼とした、岩肌が、剥き出しの、自然の、そこは日本ではない。

その最中に、或る、一つの、水路を通す為のbridgeが、真ん中に、壮大に有り、何処かの、観光ガイドに載っている様な、象徴的な橋で、煉瓦が積んである。




橋の下に住むあなたに対して、僕はどうしたのって声をかけた。それと君は天使の羽が、映えていた。

愛したいって言った、そう。まっさらな純白の悪夢を着た堕天使だったんだ。それはとてもとても、幼なく、幼児のようだった。これが天使なのか?って僕は思ったんだ。僕が君に、何を言いたかったんだい?って無明の君に訊ねた。

君はこの世界について少しだけわからないことがあったのと言った。

それに対して悩んでいるってわけじゃないんだけどねって、おしゃまに、上目遣いに、溢す。僕に出来ることはまだあるかい?って尋ねた。

何ができるんだったら、いいのか教えてくれないか?君は隣に居て、何もしなくていいわよ。

そう、答えた。

私は今生きてることが、素晴らしいってことだけを、伝えに来ただけだから、そう君は言うんだ。ふむ、そうか、なんだろうね。君の言いたいことをよくわからないんだけど、ぼくが何を君にできるのかだけは考え過ぎたけど、、、それだけは、できるんじゃないかなって、やっぱり。僕はそう、君に返した。

それが何だろうか?あなたはそれ以上は、考えなかった様だった。

聡明な眼差しで、冴えた眼差しで、見抜いてしまった。

君は、橋の上から突然真空の最中に、飛び去っていってしまったんだ。僕は唖然として、目ん玉をまん丸くして、何だったんだろうなぁ…アレは…

と不思議な面持ち、で空を見上げていたんだ。

空は晴れ渡り、太陽の陽射しが、照りつけていた。





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