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もう帰るの?周囲のモヤモヤとの向き合いかた

長時間労働が主流な組織で、
ノー残業とか時短勤務という時間制約のある働き方をしていると、たまーに周囲からモヤモヤする一言をもらう場面も、もしかしたらでてくるかもしれない。
例えば、残業しないことへの文句。
こっちは忙しいのにという、同僚上司からの苛立ちを感じてしまったり。

イヤーな気持ちになる、しんどい体験だ。
妊活、不妊治療、妊娠、産後の復職と、
子どもを持つと時間制約のある働き方はどうしたってついて回るというのに。

そんな場面は遭遇しないに限る。
とはいえもし遭遇してしまったなら。

今回は、そんな私の体験を書こうと思う。

人格否定ととらえないこと

モヤモヤ発言に出会ってしまったらまずショックを受けるし、色んな気持ちが渦巻く。

自分を否定されたようにも感じるかもしれない。頑張りを否定された気分になる、それが一番苦しい。

でも実際のところ、そんなことはないのだ。
人格否定では、ない。

言った相手は、こちらのことを真剣に検討して、熟慮を重ねたうえで、モヤモヤ発言をしているだろうか?
そんなことはない。

相手がモヤモヤ発言をするとき、
相手の目に最初に写っているのは
「自分より早く帰ってしまうワーママ」ではない。

「残業がしんどい自分」だ。

自分が残業せねばならないのがしんどい
→ワーママが早く帰ってしまう
→あの人がタスクを片付けてくれないから
 残業になるんだ
→モヤモヤ発言

こういう順番。
「ワーママが早く帰る」は一番最初にきていない。

実際、
モヤモヤに遭遇するのは繁忙期ばかり。

だから、モヤモヤ発言を人格否定ととらえる必要はないのだ。

モヤモヤ発言は、相手をそこまで疲弊させてしまっている長時間労働からでてくるものだから。

原因は長時間労働にあり

私は夢想する。
もし、通常業務はみんな17時で終わる環境だったなら。 
残業できないことは時間制約ですからなくなる。
時短勤務に任せられる仕事も増えるだろう。
マタハラだって、法律で規制しなくても自然と死語になるかもしれない。
もしみんなが有給を使ってセカンドキャリアを構築したり、リフレッシュできる環境だったら、子供の看護で休むことの罪悪感もきっと減る。(この看護は突発性というやっかいな話があるから必ずイコールではないけど)

+αのキャリアのために残業するならいい。

なぜ通常業務すら残業しないと終わらないんだろう。
それって、本当にどうしようもないことなんだろうか。
本当にその書類、必要ですか。
仕事は時間のあるかぎり、無限に増えていくのだと、誰かが言っていた気がする。
結局そういう話だったりしないだろうか。

モヤモヤ発言する相手だって、
できるならそんなイヤな発言、
しないですむほうがいいのだ。

2021年の今の現実解

夢想はさておき。
長時間労働を規制する流れは来ていると思うから、いつかはそんな世の中になるといいなと思う。

とりあえず今は、
・日頃から誠意をもって仕事に取り組む
・成果をアピールする
・周りの利益も考えて行動する
これらをやることで
「勤務時間で量られない貢献」を
示していくこと。

あと、モヤモヤ発言にぶち当たってしまったら、
「これは交通事故のようなもの」
とつぶやいている。

交通事故は交差点で起きやすい。
長時間労働と短時間勤務者が、
互いに急いで曲がろうとして
バーン!とぶつかってしまった。
そういうことだと思うようにしている。

実際、誠意ある仕事が相手に伝われば、
あのときはごめんねと、
互いに想ってるんだなと伝わる瞬間は
やってくるとわかったから。

このnoteが、
早く化石になりますように。

私の考える誠意ある仕事↓