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レンタル障害者さんをレンタルした話、を精神科医にもした話

1月末、時の人、レンタル障害者さんを、





家に呼びました。笑


よく来てくださったと思います。
疲れるからもう二度としないって言ってたけど、交通費のことを気遣ってくれて、あと用事もあったらしく、2時間かけて車で来てくれました。
のっけから優しい…


何の変哲もないカボチャシチューと人が来る時は定番のローストビーフを出しました。
牛肉苦手、と言っていましたが、こちらは沢山食べてくれました。よかった。

あと私の唯一の趣味のハーブティーを入れました。


彼はたぶんおいしいコーヒーの入れかたを知っていて、詳しいと思うので、
私が雑に熱湯入れてるのを見て、70度とかのがおいしいんですよ、香り飛びますよって教えてくれました。

なんでこんなことまで話すかって言うと、ハーブティーひとつでも、同棲して忘れていたほんとは自分の大事にしてたこととか思い出せて楽しかったからです。

ハーブティーとかは最後の1滴がうまい。コーヒーの場合はまずい。
そういう話もできて、楽しかったです。

私が気を使って変な方向に話持っていきそうなのを察してか、「レンタル障害者やりたいんですか?」と最初から聞いてくれました。

それで、話噛み合ってんのか噛み合ってないのか、私なりには一生懸命話したけど、レンタル障害者するより今の状況片付けたほうがいいよね。という話になりました。



・気を遣うのが下手なくせに気を遣うから、気を遣わないでできる仕事がいいかも
・離島おすすめ
・今の生活続けるなら、断ち切るために住み込みがいいかも
・気を遣いすぎて鬱陶しい笑
・ワーキングメモリー低そう
・生活保護は?
・発達っぽい、聞いてて意外なのは何もなかった



いろいろ言ってくれました。

身近に感じられるのに、
偉そうじゃないのにズバッと言ってくれる人だなぁと思いました。
なんだろ、ちゃんと本読んできた人みたいな喋り方というか、年齢にそぐわない落ち着きがありました。
ひとはだいたいそうなるので、24歳あたりから偉そうになるかもしれないけど笑

ほんとはレンタル障害者やりたいなんてクズだと思ってたのかもしれないけど、
なんだろう、心の底にものすごい海みたいなのがある青年だと思います。
人のことどうでもいいし、どうでもよくないというか…
勝手ながら、そういうところがこの方のよさだと思うので、変わらないでほしいなと思いました。

…って話を、自分の担当の精神科医にも伝えました。


全然しっかりしたまともな青年でした、自分との違いを目の当たりにしました…とか、私の傾向とか話してくれたこととか話しました。

先生は、ASD傾向のある子なんですかね、
いきなり初対面の人にこう言われると普通嫌ですよね。って言ってましたけど、

顔面の強さと人あたりのよさでカバーできてて、私は全然嫌じゃなかったです。
むしろ言って貰えてありがたかった。
追い出さなかったんですか?と言われたけど
もっと言ってって思いました。っていったら笑ってました。

もう癖になってるだろうけど、私の場合失礼に当たるってまずないので、もっと自分を出すとか、自分の意見言っていいと思う。ともアドバイス受けました。



レン障さんは、「今は何が大事なのかわからなくなってるし、
得意じゃないのに人に気を遣って疲れるんだから、資格取ったりして自分に合った働き方をしたり、自分の強みを生かすしかないんじゃない?」と言われました。
「目標ができれば人間それに向かってできる、そんなもんだ」と言われた話もしました。

先生は、ヨガのインストラクターとかダンスインストラクターとかでいいと思う。
興味無い資格取っても意味ないから、そういうのでいいと思う。
そんな気にするほど太ってないからやればいいのに…とも(それは本人としてはやっぱりそう思えない)
文章書くの得意なのは知らなかった、そういうのの才能はすごくあると思うので、しんどいことを前向きにnoteで書いてお金にしていくとか、
ダンスのアカウントと全く別人格で分けてやってくのがいいと思う。

ってアドバイスをくれました。





「でも、ああやって自分の障害を強さに変えて乗り越えてくのはありだなと思いましたし、自分もレンタル障害者さんに会いたいと行動出来てよかったです。
一昨日会って、やっぱり疲れて今日の昼まで寝込んでしまいましたけど…
やっぱり人と会うと疲れるみたいです。」

「私でもそんなこと言われたらしんどいから普通だと思います笑」

その日の診察は、そんなオチで終わりました。


えー、やっぱり状況落ち着いたらレンタル障害者、やりたいなぁ…
お金稼ぎたいけどさ…

レンタル障害者雇用ならどうだろう?

とか、まだ思ってます。
かつてくらい体で稼げる程度の見た目に戻せたらいいのかな、とか…。
私の場合、創作活動にいい影響しか与えられないので、手帳を架け橋にいろんなとこ見ていろんな人と会うのってありかなと思うんです。

でも今はレンタル障害者とかやるより目の前の生活だなぁ…と、2月中旬になって思います。
関西に行ったら、全然考えも変わるだろうし…。
またレンタル障害者やりたいって相談したいです。そして、やっぱり若さっていいな!!!って思います。


大学時代を振り返って、筑波大のなんか擦れてる同級生たちよりずっとずーーっと頭も行動力もあってレンタル障害者なんてやらなくても「いいやつ」なんだなと思いました。


「声を出すといいですね、躁じゃないときに声を出すのがいいと思う。今の声量じゃなくて。」そんなアドバイスもくれながら、
帰り普通に帰りたかっただろうに、コンビニのおでんが見つからなくて、ケチって自分で言ってたのに肉まんを奢ってくれました。
なんか20日くらい前なのにいろいろ、気持ち悪いくらい思い出すなぁ
すげえいいやつじゃん!!って思ったのが嬉しかったんだろうな


あと、たぶん相当ちょうどいいイケメンさんだと思います。嫌いな人いないんじゃないかなぁ。




こんな友達が大学にいたらよかったし、私個人としてはまた会いたいです。寿司は、まだ奢れないけど(◜ᴗ◝ )
レンタル障害者さんの行動力の先に、いいこといっぱいありますように!!!

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