見出し画像

1日を繋ぐ詩


洗濯物を干す瞬間が 

 レモンサワーの炭酸弾ける 

 ときめきに似てて 

 世界も昨日も全て 

 今日からが100日目の過去から1日目だって 

 聴くよ 



 午後の矢印が上を向いた瞬間の 

 緑の芽のサイレントで伸びた

溢れる声 

 光合成してる僕らの愛は 

 赤い糸より緑の糸で縁と呼ぶ 

 家庭環境悪かったの隠してるのは 

 おにぎりの具材のワクワクにして 

 静寂のピクニックにもう少しで蕾が咲く 



 真夜中の月が三日月になって 

 宇宙の満たされない悲しみの背中の、 

 痒みを背負って掻いてあげてる 

 君のためにできることは 

 むしろ愚かに思える自分の命に優しく話しかけることで 

 お互いが変わっていけるだろう 

 責めない月は美しくて 

 明日も生きていけるから 

 不眠症さえ愛せたよ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?