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一級建築士製図試験_23【中止・延期と再試験までにするべきこと】

一級建築士設計製図試験の受験生の皆様。

こんにちは。なかむラテです。

一先ず、10/13(日)本試験までの猛勉強お疲れ様でした。

そして今年の受験生にとって、とても大変な年となってしまったこと残念に思っています。

例年よりも1週間短いスケジュールの中、なんとか試験を突破するために必死に勉強したと思います。さらには、10/12(土)に上陸した台風19号による、大規模な地域での「試験中止」には正直驚きました。ただ、身の安全を考えれば、致し方ない状況だったと思います。

時間帯の変更や予定通りに試験が行われた地域の皆様は、さぞ当日の気持ちの作り方が難しかったと思います。中止になるかどうかわからない試験前日は落ち着いて勉強できなかったのではないでしょうか。本試験でいつも通りの結果が出せなかった方も多くいるかと思います。

そして、中止となり再試験になってしまった、岩手県、宮城県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、山梨県、長野県、新潟県、富山県、石川県、福井県、静岡県の皆様におかれましては、積み重ねてきた努力が報われず、今後の予定も不透明であるため、不安や残念な気持ちが強いと思います。

ここまで大規模な地域での試験中止は過去例を見ないため、今後どうなるかは正直わかりません。試験日まで大分空いてしまうことも予想できます。

やる気が起きず、今日までの1週間何もしなかった人がほとんどなのではないでしょうか。

気持ちはわかります。

大いにリフレッシュして下さい。試験のことをしばらく忘れることも大切でしょう。試験予定日も決まっていないのに、今から勉強しても身が入らないのは当然です。

「やる気が復活したら取り組む」

「再試験日が決まったら勉強する」

これも良いと思います。

しかし、これだけは言わせて下さい。

【1週間に1枚は作図しよう】

難しいことは承知しています。

しかし、設計製図試験、特に「作図」においては、簡単に忘れてしまいます。2時間半で描けていても、何もしなければ、平気で「3時間」、「3時間半」、「4時間」と掛かってしまうようになるものです。

勉強を再開したら、「振り出しに戻った」なんてことにならないためにも、1週間に1枚くらいは作図を完成させることをお勧めします。

新しい課題を解く必要はありません。

エスキスをやり直すこともしなくても構いません。

「今あるエスキスを作図する」これをやった人とやらなかった人では、結果は大いに変わってくると思います。

【レベルアップ期間でもある】

「作図」においては全員に当てはまることですが、エスキスに関しては「苦手な人はチャンスだと」捉えることも出来ます。

現時点では合格は難しいと思われる方でも、この延期の期間に課題文の読み取りエスキス手順を1から見直すことで、十分合格できる力を身につけることが可能です。

設計製図試験が初年度の方は特に、力の差は一つの認識によって逆転する可能性が高いです。

建築常識や知識を見直し、手順を再確認すれば、誰が合格してもおかしくありません。

受験経験のある方や初年度でも「合格できるだろうと考えている」方も、うかうかしてられません。この期間を有効活用できなければ、追い抜けれる可能性もあります。

「この期間を有効に活用できた人が合格した」なんてことが起き得るとも思います。

今はまだ休息期間と考えて貰っても構いませんが、100%忘れるのではなく、頭の片隅にでも試験のことを置き、少しでも「作図」、「エスキス」の復習が出来れば良いと思います。

合格するために必要な手順の見直しに関しては、下記コラムをご参考下さい。

1ヶ月前はもうすでに「自分の慣れた」手順で進めた方が良いと判断された方でも、関係ありません。私が2度の受験を経て、合格できるようになる手順をまとめたものになりますので、参考にして頂ければと思います。

▼作図方法【見直し】

▼課題文の読み取り【見直し】

▼エスキス手順【見直し】

▼コアの法則

【これから再試験まで】

再試験日も決定していない今、資格学校も今後の対応について判断が難しいと思います。

「受験生のためにどうしたら良いか」議論していることでしょう。

資格学校によっては、「新しい課題を作成し受験生に解いてもらう」ことになるか、「これまでの課題の復習を受験生に促す」ことになるのかはまだわかりません。

もしかしたら、「受講料を追加される」かもしれません。

数十万にもなる高額な受講料を追加して、新しい課題を解くのか、もしくは延期期間は独学で試験に望むのか、受講生はそれを判断しなければならないかもしれません。

もうこれ以上、「高額な受講料は払えない」と思う方もいるでしょう。

今までの課題を再エスキス、再作図して講師にアドバイスを求めることは出来るかもしれませんが、基本的には「独学で臨む」というスタンスを取る方も多いと思われます。

そんな方のために私が出来ることを考えました。

それは・・・

「勉強できるフィールドをご用意する」

ことです。

つまりは、

【これまでやってきた課題の「エスキス」や「作図」を添削し、合格するためのアドバイスを行います】

というものです。

昨年の設計製図の本試験で、『ランク1A(S資格採点)』を取り、すべての課題で『ランク1』だった私のエスキス手順や解説、作図ポイントや合格するために気をつけるべきところ等を、、実際にあなたのエスキスや作図を拝見し直接アドバイスします。

この講座はすべて「1対1」のため、資格学校では聞けない質問等にもお答えします。

興味がある方は下記講座ページをご覧下さい。

【延期期間中にいかにレベルアップ出来るか】

試験が中止になり、モチベーションの維持等、大変かと思いますが、合格できるかは延期中に取り組んだあなた次第です。

合格した後の自分を想像して、今一度頑張りましょう。

応援しています。


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