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体の奥で何かが✨キラ✨めいた❗

 昔の私は根暗だった。
人とのやりとりも上手く出来ず、学校でもほぼ誰とも口をきかずに帰宅する、なんてザラだった。

家の中もまたほとんど毎日両親は喧嘩三昧。
父親はいわゆるモラハラ野郎で我儘放題。
「言うことをきかなければ…(脅し文句)」
「オマエはだからダメなんだ!」など
良い子にしないと機嫌が悪くなり、私や母の
人格否定のオンパレード…

いつしか私は気がついた時には、自己をほぼ捨てて、親の言いなりの人形になり果てていた。

自分の意見や考えを行ってもダメと言って人格否定。母に助けを求めても「機嫌を損ねたら面倒さいから我慢して」と味方はおらず。
心のモヤモヤを吐き出す場所もなく、誰にも助けてもらえず、人生を絶望視して、そのうちになげやりに生きていた。。

ただ、ただ、言いなり人形だけは続けた。
(まだ学生だったから😃)


そんなある日。
たまたまつけたテレビで見た映画に、ある場面で一瞬にして私はくぎ付けになった。

それが『SISTER ACT(天使にラブソングを)2』

 高校の音楽クラスの不良生徒を相手に奮闘しつつ、その高校の学校閉鎖の危機を知ったデロリスと生徒たちは、学校存続のために聖歌隊を組んでコンテスト出場を目指すという物語。

 最初は何気なく見ていたのだが、生徒の一人「リタ」になんとなく、なんとなくだが自分の抱える葛藤に近いものを感じ、どんどん話に興味をひかれだした。

 ふと、気が付いたらラストシーン近くまで見ていて、「ダラダラしちゃったなぁ~」と思っているとラストシーンのコンクール場面が始まったのだが…

そこで私は今まで生きてきた中で感じた事のない高揚感を体感した。

生徒一人一人が歌を通して、
”と言う自分を表現しているような
生きている喜びを全身で表しているような
あのパワー輝きは私の全身をしびれさせた。

見ている最中から
自分の体の奥底から
急に何かがキラキラと輝きだして
私を驚かせた。
今までに感じたことのない楽しさというか喜びというか…
自分の事なのに…何とも表現できないような…
私という本来の存在の輝きが急に生まれた感じだった。

私は本当はもっとこんな風に輝きたいのではないか?
このままではいけないのでは? と、
考えるようになり、少しずつだが私を前向きに行動できるようになるきっかけとなった。

今では車の中で常に聞く曲達だ。
お陰で子どもまですっかり「SISTER ACT」のファンだ😁

#映画にまつわる思い出

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