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国家の安全保障には、自衛隊よりも農業

最悪、日本が中国やロシアや北朝鮮に占領されようが、僕は別に構わない。岸田文雄に税金を払おうが、プーチンに税金を払おうが、習近平に税金を払おうが、金正恩に税金を払おうが、どうでもいいからだ。GHQは日本人を皆殺しにしたわけじゃない。プーチンでも皆殺しにはしないだろう。

そんなことよりももっと怖いのは、日本人が飯を食えなくなることだ。日本の食糧自給率の低さはよく知られているが、肥料も、飼料も、エネルギーも外国頼みでありながら、この円安。世界情勢もぐちゃぐちゃでよくわからん。コロナ。インフレ。そして、農家の平均年齢が70歳に差し掛かろうとしている。絶望。

高齢者を永遠に働かせようとする動きが増えているが、僕は逆だと思う。さっさと年寄りの農家が引退できるくらい、若者が農業をやる国になった方が良い。農業に限らず、林業も、漁業も、建設・土木も、製造も、年寄りばかりだ。

「お前らやる小麦も、リン鉱石も、石油も、大豆もなくなったわ」と中国やアメリカに言われたときに、僕たちは座して死を待つ以外の選択肢はない。ならば、肥料も、飼料も、エネルギーも自給する真の食糧自給を始めるべきだと思う。

自然農とか、自然農法とか、ボカシとか、うんこを堆肥化する方法とか、日本には色々と農業技術と伝統があるのだ。そういう重要なことを教えずに、日本の教育はプログラミングとか、英語とか、くだらないことばかり教えている(プログラミングは100歩譲ってスマート農業とかに活かせなくもないが、英語はまじでいらん。中高大と10年間英語を習っても英語を話せない日本人が、13年習おうが16年習おうが、話せるわけないだろうに)。

ソ連崩壊後のロシア人がダーチャのおかげで生き延びたのは有名な話だ。ダーチャ的なものが、日本人にも必要なのだよ。

将来のために貯金したり、株を買ったり、保険に入ったり、そういうことをする方が現実的であって、僕みたいに自給自足を目指す生き方は非現実的だとみなされる。しかし、日本国がちゃんと食糧を海外から搾取できる状況が、未来永劫続くことを前提にした将来の安心なんて、無に等しいと僕は思う。貯金はインフレでお陀仏だし、株価なんてはちゃめちゃで何の信頼も持てない。保険はそもそも詐欺なので論外。

銀行に預けても年利1%もないのに、芋なら年利500%くらいになる。資産ポートフォリオと睨めっこする時間と、芋掘りする時間なら、きっと後者の方が楽しい。

ちなみに僕は来週、サツマイモを収穫する予定だ。サツマイモは窒素固定できるし、割と最強の作物じゃないかと思っている。それに、米や小麦などの穀物は国家が税金としてワンストップショッピングできるけれど、芋はそれができないから芋はアナキスト的‥という点も、僕にとって高評価だ。

さて、日本はあと何年持つかね。正直、ちょっと不安だ。でも、楽しいね。

1回でもサポートしてくれれば「ホモ・ネーモはワシが育てた」って言っていいよ!