同僚との悪口大会 その場は良くても後味が悪い
ストレスを溜めずに気軽に発散できる方法は色々とあるけど、
その一つに、同僚と(ライトな)愚痴を言い合う、ことがあると思う。
ランチタイムや、就業後に一杯ひっかけながら。
これまでも、そんな場面に何度も居合わせた。
当人に真っ向から立ち向かうには角が立つから。
また、その場は耐えることで、波風を立てずに済むから。
空気を悪くしないように、当人の前では穏便に済ませても。
心の中のモヤモヤ、イライラは晴れない。
だから、ランチタイムやちょっとしたキッカケを作って、
同じように感じているであろう同僚、
同調してくれるであろう仲間に、
腹のうちをぶちまける。
「わかる、わかる。そうだよね。私もこの前さ…」
などと、自分の思いを引き受けてもらいつつ、
さらに上乗せしてもらえたり。
そこにユーモアが注がれ、「ワハハ」と笑い合えた時には、
気分がスッキリするだろう。
でも。
…でも。
その後の後味の悪さといったらない。
さっきまで笑い合ってたくせに、
気分は全く良くない。
なんだろう?このモヤっとくる感じは。
昨日も、そう言う感覚になり、その後で少し自己分析してみた。
結果。
共通の敵(…という大きなものでもないけど)を見つけて、
そこに向けて一体感を持てている、エセ仲間意識がキモチ悪い。
そこに生まれる同調圧力がキモチ悪い。
その場に流されている自分がキモチ悪い。
うん、そういうことだ。
ストレスを溜めて、メンタルを病んでしまうのは辛い。
それは絶対避けてほしい。
だから、こうして、気軽に吐き出せることで(それを巻き取ってくれる相手がいることで)、
ストレスを発散することも必要なんだろう。
うん、分かる。
でもやっぱり、わたしは、このストレス発散方法は性に合わない。
相手に違和感を感じた場合は、当人に向き合う。
ちゃんと言う。フィードバックする。対話をする。
自分はそのやり方がしっくりくる。
だけど、みんながみんな、それができる、したいわけじゃないことも、よーく分かる。
だからこそ、自分は自分のやり方、考え方を大事にしたいと思う。
自分なりの、しっくりくるストレスの発散方法を持っていたいと思う。
もちろん、相手の人のやり方を否定するつもりは全くないのだけど。
今度、「フィードバック」をテーマにしたワークショップを開催します。
会社の中で、フィードバックをする機会が多いであろう現場のリーダー、マネージャーの方に向けたワークショップです。
でも、先に書いたような、日常で「フィードバック」の知識やスキルを持っておくことで、コミュニケーションが円滑になったり、不毛なモヤモヤを抱えずに済むこともあるんじゃないかな、とも思ってます。
リーダー、マネージャーじゃないよ、と言う方ももちろんウェルカムです。
良かったらぜひ、詳細情報ご覧くださいね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?