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日々雑感

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日々思うこと、感じること、アンテナに引っかかったこと、興味関心ごとを徒然なるままに。
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#pieceofcake

立ち止まっても休んでもいいじゃないか。燃え尽きてしまうその前に…

昔勤めていた時に、社長から言われた言葉だ。 ワハハと二人で笑っていたけど。 当時のわたしは、周りから見ると、そんな風に映っていたと思う。 体調や心の状態のことをいつも気遣ってくれる同僚もいれば、 ワーカホリック、社畜、と冗談まじりに言ってくる人もいた。 何より実際、自分でもそう思っていた。 思っていたと言うか、自負していた、と言う方が正しいかもしれない。 当時は、自分にとって「成長できている」実感が、とても大切だった。 成長することで、周囲の人たちに、会社に、もっと貢献で

もう限界だ…と思う、そこからが本当の勝負

うちの目の前が中学校のグランド側でして。 生徒たちの楽しそうな声、部活に励んでいる声… 「The・青春」な、清々しい声が、部屋までよく届いてくるんですね。 その声を聞いていると、とても幸せな気持ちになります。 そして、時に、おそらく部活の顧問の先生が発されていると思われる言葉に、ものすごく救われたり、ぶっ刺さることがあるんです。 今日聞こえてきたのが、タイトルにも書いた言葉。 もう限界だ…そう思ったところからが本当の勝負だぞ!! おそらく、トラック競技で頑張って走って

見えないゴールテープを目指して走るには

あなたは、「目標」という言葉を聞くと、どのような感覚になりますか? ふつふつと内から熱いものが込み上げてきたり、エンジンがかかるようなポジティブな感覚? 反対に、その言葉に対してアレルギー、ストレスを感じる人もいるかもしれません。 わたしにとっての目標とは、短距離レースの目の先に張られているゴールテープ、というイメージなんです。 ゴール地点は見えている。 あとはそこに向かって全力で走り切る! そして、見事テープを切れたとして。 それこそが成功体験となり、自分自身に、自信を

出る杭も出切ってしまえば、何も言われない

コーチングやキャリアコンサルの仕事をしていて、本当にありがたいなぁ、と思わせてもらえることの一つに。 クライアントさんの言葉に、かえってこちらが勇気をいただく、ということがあります。 本日セッションさせていただいた方は、次のような言葉を伝えてくれました。 守秘義務があるので、詳細までは書けないのですが。 これまでに誰も行っていないことに挑戦し、 新たな道を切り拓こうとされ、 並々ならぬ努力をされてこられたことが、 お話から痛いほど伝わってきました。 前例がないことを、

相手が見せてくれる、自分が選択しなかった生き方

自分がしない行動や選択をする人。 自分にできないことを、易々とできてしまう人。 目の前にこういう人が現れたとしたら、次のような感覚や感情を抱くことがあるかもしれません。 羨望、興味、嫉妬、嫌悪… 自分の中にないものが、相手にはあるから惹き付けられたり。 自分の中に実はあるけど、あまりに無自覚で。それを目の前で見せられるものだから、なぜか心が動かされる。 自分の中に芽生える、こうした心の機微に意識を向けることが、わたしはとても好きなんです。 また、自分だけではなく、他

不安は前に進もうとする人の特権♡

コーチとして第一歩を踏み出し始めたところなのですが、 自らも、ここでグイッとアップデートさせていきたいな、という思いが強くなりまして。 信頼できるコーチとのコーチングセッションを、始めることにしました。 先日、初日のセッションを行なったのですが。 早速、深い納得感を得られたんですね。 今日は、その時の話を書こうと思います。 自分の中で、今、大切なターニングポイントに立っている気がしていて。 ワクワクしている気持ちがありつつも、反対側に、とても大きな不安もあることを話した

「人生の正午」は自分と向き合う最高の時期

心理学者ユングが提唱した定義に「人生の正午」というものがあります。 人の一生を、太陽の運行になぞらえたもので、 生まれてから青年期、成人期と、日が昇っていく午前中の時期を経て、 ちょうど40歳前後に差し掛かるころに太陽が頂点に達し。 その後は、日没にかけて、徐々に太陽が沈んでいく「中年期」「老人期」を送ってゆくのだと。 様々な経験などを通してインプットをし、自分の可能性や器を拡張していく午前中の時期と。 それまで培ってきたものを統合させ、熟成させたり、次の世代へバトンを受け