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日々雑感

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日々思うこと、感じること、アンテナに引っかかったこと、興味関心ごとを徒然なるままに。
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#キャリアコンサルティング

立ち止まっても休んでもいいじゃないか。燃え尽きてしまうその前に…

昔勤めていた時に、社長から言われた言葉だ。 ワハハと二人で笑っていたけど。 当時のわたしは、周りから見ると、そんな風に映っていたと思う。 体調や心の状態のことをいつも気遣ってくれる同僚もいれば、 ワーカホリック、社畜、と冗談まじりに言ってくる人もいた。 何より実際、自分でもそう思っていた。 思っていたと言うか、自負していた、と言う方が正しいかもしれない。 当時は、自分にとって「成長できている」実感が、とても大切だった。 成長することで、周囲の人たちに、会社に、もっと貢献で

出る杭も出切ってしまえば、何も言われない

コーチングやキャリアコンサルの仕事をしていて、本当にありがたいなぁ、と思わせてもらえることの一つに。 クライアントさんの言葉に、かえってこちらが勇気をいただく、ということがあります。 本日セッションさせていただいた方は、次のような言葉を伝えてくれました。 守秘義務があるので、詳細までは書けないのですが。 これまでに誰も行っていないことに挑戦し、 新たな道を切り拓こうとされ、 並々ならぬ努力をされてこられたことが、 お話から痛いほど伝わってきました。 前例がないことを、

相手が見せてくれる、自分が選択しなかった生き方

自分がしない行動や選択をする人。 自分にできないことを、易々とできてしまう人。 目の前にこういう人が現れたとしたら、次のような感覚や感情を抱くことがあるかもしれません。 羨望、興味、嫉妬、嫌悪… 自分の中にないものが、相手にはあるから惹き付けられたり。 自分の中に実はあるけど、あまりに無自覚で。それを目の前で見せられるものだから、なぜか心が動かされる。 自分の中に芽生える、こうした心の機微に意識を向けることが、わたしはとても好きなんです。 また、自分だけではなく、他

不安は前に進もうとする人の特権♡

コーチとして第一歩を踏み出し始めたところなのですが、 自らも、ここでグイッとアップデートさせていきたいな、という思いが強くなりまして。 信頼できるコーチとのコーチングセッションを、始めることにしました。 先日、初日のセッションを行なったのですが。 早速、深い納得感を得られたんですね。 今日は、その時の話を書こうと思います。 自分の中で、今、大切なターニングポイントに立っている気がしていて。 ワクワクしている気持ちがありつつも、反対側に、とても大きな不安もあることを話した

「人生の正午」は自分と向き合う最高の時期

心理学者ユングが提唱した定義に「人生の正午」というものがあります。 人の一生を、太陽の運行になぞらえたもので、 生まれてから青年期、成人期と、日が昇っていく午前中の時期を経て、 ちょうど40歳前後に差し掛かるころに太陽が頂点に達し。 その後は、日没にかけて、徐々に太陽が沈んでいく「中年期」「老人期」を送ってゆくのだと。 様々な経験などを通してインプットをし、自分の可能性や器を拡張していく午前中の時期と。 それまで培ってきたものを統合させ、熟成させたり、次の世代へバトンを受け