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どうして「ごめんなさい」いえないの?真空キッズ4歳の場合

真空キッズはここ最近、汚れたオムツを隠したり、失敗の言い訳をするようになりました。

子どもの心はとっても素直に反応するから、泣いたり笑ったり表現力があってわかりやすいです。でも、失敗を「隠す」ということはどういうことなのでしょう?

もしかしたら、大人である真空さんの心のヒントになるかもしれないとnoteのテーマとして選びました。

怒られるのが怖い

確かに。大体はこれが原因で失敗を隠しなかったことにしようとするみたいです。下剤の力を借りないと排便出来ない真空キッズは便の失敗は、普通の子どもよりも多いのでしょう。

だんだん知恵がついた真空キッズは失敗をなかったことにしようとしました。

「あれ?うんぴ出たんじゃない?」

「ううん。出てないよ」

「お尻膨らんでない?」

「違うよそう、見えるだけ」

まぁ、バレるんですけどね。気持ち悪いだろうに、隠すんですよね。怒らず騒がずそっとトイレへ連れて行けたら隠さなくなるのでしょうか?

僕は悪くない

お友だちとケンカしたときです。顔に不機嫌、取り扱い注意と書いてあります。やだな、でも聞かないと……。

「僕ね。目の前に腕が来るのがものすごい嫌だったの」

「え?そうなん?嫌だよっていったん?」

「ううん。がじった」

「……おぉ……」

先生から聞いてなんとなくわかっていたことですが、本人から聞くとかなりの破壊力!どうしたらやってはダメなこと伝わるのでしょう。

真空キッズの言い分はわかった。嫌だったんだねぇ。

だけど、お友だちの気持ちは?ここはとっても大事です。自分以外の人間の気持ちをとらえるのは大人だって難しいことですよね。

「突然真空キッズが噛みついたらお友だちビックリしたんじゃないかなぁ?怖い思いしちゃったんだろうね」どう思う?

「……悲しい気持ちになるかもしれない」

「ごめんって言える?」

「でも、僕悪くないよ?嫌なことされたから嫌なの」

「そうだね。嫌な気持ちだったんだよね。お口で嫌だよって言ったかな?真空キッズはちゃんと自分の気持ち伝えた?」

「ううん」

「ごめんなさいって言葉はね。やってしまったことそのものを謝るって言うよりも、ビックリさせてしまったり悲しませたり、困らせたりしたお友だちに言う言葉なんだよ」

「怖い思いさせてごめんね」「ビックリさせてごめんね」「嫌な気持ちにさせてごめんね」

「真空キッズは、悪くないと思っても真空キッズが噛んだことでお友だちは怖い、悲しい、ビックリしたよ」

「ごめんねは言えるかな?」

この時返事はなかったので心配だったのですが先生の話だと、ちゃんと謝れて仲良く遊んでいるとのことです。

大人でも謝るって勇気がいりますよね。許してもらえないことだってあります。

でも、「ごめんね」って気持ちは伝えられるうちに伝えた方が幸せなんですよ。

誰かのせいにする

忘れもの常習犯の真空キッズ。真空さんが物忘れがヒドイため、ママがしっかり確認して用意させることはできません。

帰りの時間に先生が「真空くん。今日ハンカチとお手拭き忘れていたよ」と教えてくれました。

真空さん「すみません。今日は、私が入れたから。ウッカリしていたみたいです」

真空キッズ「そうだよ。ママがしっかりしないから」

真空さん「ごめんね」

先生「ううん。真空くん。違うんだよ。真空くんのお荷物は真空くんが準備しなきゃ。ママのせいにしないで、自分でしようね」

最近なんでも「お母さんのせい」だといっているのが、こんなところにも出ていました。僕は悪くない!認めない。

道で転んでも、食べこぼしてもおねしょまで(笑)

頑張る気持ちと甘えたい気持ちと。それから楽がしたい責任転嫁する気持ち……。

大人でもありますよね。誰かのせいにしてほっとする気持ちは大人も子どもも一緒なんだと思います。真空さんもよく、真空キッズのせいにして逃げてしまうこと多いから気を付けないと(笑)真空キッズに真似されてしまいますね。

真空キッズのごめんを言えない理由は

・怒られるのが怖い

・僕は悪くないと思ってる

・誰かのせいにして逃げている

の3つでした。

まだまだ、いろんな「ごめんね」が言えない理由があると思います。1つずつ向き合って、親子ともどもの、心を育てていけたら幸いです。

みんなのギャラリーからあいらしいネコサンの写真を選びました。素敵な写真ありがとうございます。

それではまたどこかの記事で会い愛らしいからましょう

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