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【要約】「世界一流エンジニアの思考法」って本読んだんだけどさぁwwwwww

にーな🐶:「ぶっちゃけおもしれぇわ。」

もんた🦊:「解説よろしくです!」

にーな🐶:「まかせろい。パクセロイ。」

もんた🦊:「おもろい」


こんにちは。「もんた。」です!
本日は「世界一流エンジニアの思考法」という本の要約をします。
本書は米マイクロソフトのエンジニアがまとめた世界最前線のエンジニアの仕事術をまとめた一冊になっています!

めちゃくちゃ面白い本だったのでアウトプットしますっ!早速どうぞ!




本書はこんな人におすすめ

・エンジニアとして成長したいと思っている人
・新卒1、2年目のエンジニア
・世界一流のエンジニアの思考法がなんたるかを理解したい人
・楽しく働きたいエンジニアの人


結論

本書の結論としては、「基礎理解とやることをとにかく減らすことが生産性をアップさせる秘訣である」ですっ!

にーな🐶:「基礎理解とやることを減らすだね。もう。これが一番だね。」

もんた🦊:「kwskお願いします!」

にーな🐶:「早速行こうっ」


●世界一流エンジニアは何が違うのだろう?

いきなり手は動かさない

世界一流のエンジニアはいきなり手は動かしません。

これはエラーに遭遇した時を例にするとわかりやすいです。
あなたがプログラミングをしていて、エラーに遭遇した時はどうしていますか?

もんた🦊:「エラー内容コピーしてGoogleとかChatGPTに聞くとかですね!」

にーな🐶:「わかる」


大体の人がこうだと思います。
しかし、一流のエンジニアが初めにすることは『エラーをよくみて「こういうことが起きている」と当たりをつける』ことなんです。

もんた🦊:「どゆこと?」


図にすると、「普通のエンジニア」と「一流エンジニア」ではこういったアプローチの違いがあります!

もんた🦊:「なるほどですっ!」


本書では、「ITエンジニアにとって試行錯誤把握である」というマインドを持つことが大切だと書かれてあります。

エンジニアは頭脳労働であり、頭の使い方によって圧倒的に生産性が変わってくる職種です。

その頭脳労働の仕事において、「頭を使わずに、試行錯誤を繰り返すのは悪いことだよね。頭脳使ってないよね。だからしっかり頭脳を使おうね。」ってことですね。

もんた🦊:「完全に理解した。」

にーな🐶:「さすがです。」


頭が良くても理解には時間がかかる

これは読んでいて嬉しい事実だなって思いました。

それは、『どんなに頭のいい人でも理解に時間がかかるよ』ということですっ。

もんた🦊:「そうなのかっ…!」


著者の牛尾さんが若手社員(めっちゃ優秀)とランチで「新しいプロジェクトに取り組むとき」についての話です。

著者が所属するマイクロソフトでは各マイクロサービスごとに内部用のビデオが存在するらしいのです。
また、このビデオは項目ごとに勉強できるようになっているらしい。(すごい充実してますね)

しかし、内容は複雑で理解するのがとても難しい。
そんな内容でも同僚は把握しており、著者はどうやって理解しているのか興味を持ち、話を聞いたらしいです。

それで返ってきた答えは「難しいから何回も、10回くらいは繰り返して見ている。わからないところはメモしている。」ということでした。

どんなに優秀な人でも、理解には時間がかかるということ。
彼らが素早く理解することができる理由は、理解に時間をかけることで『基礎を積み重ねている』からだったのです。

もんた🦊:「シンプルな答え…!」


日本人は「とにかく生産的に、効率的に!」というマインドが強いように思います。(私もそうです…)

しかし、そのマインドが結果として「浅い理解」のまま進めてしまい、最終的な生産性を下げているのではないでしょうか?

もんた🦊:「深い理解がのちのち活きてくるってことか」


エンジニアは頭脳労働です。
根本を理解することで、トラブルにも強くなり、応用が効き、最終的な生産性も高まるのです!

もんた🦊:「おーけい!」


📝この章のまとめ
・ITエンジニアは頭脳労働。
・エラーにあっても「仮説」>「検証」を繰り返して解決しよう。
・どんなに頭のいい人でも理解には時間がかかる
・深い基礎理解が最終的な生産性を高める


●アメリカで身につけたマインドセット

BeLazy!!

「Be Lazy(怠惰であること)」は一流エンジニアはみんな身につけているマインドです。
言い換えれば、「少ない時間で生み出す価値を最大化する」になります!

もんた🦊:「つい僕は頑張っちゃうから詳しく知りたいぜ」


BeLazyの習慣を身につけるには、以下のことを意識しましょう!

  • 望む結果のために、最低限の努力をする

  • 不要なものや付加価値のないものを減らす

  • 簡潔さを目指す

  • 優先順位をつける

  • 費やした時間・努力より、生産性に重点を置く


「費やした努力・時間より、生産性に重点を置く」というところも先ほど説明した「理解に時間がかかる」とリンクするところがあります。

「毎日何かを生み出さなければならない」という焦燥感から、「理解が浅いまま」終わってしまい、トラブルに弱くなるよりも「理解には時間がかかる」と割り切り、「基礎を積み重ね、応用に強くなる」ほうが最終的な生産性は絶対に高いです。

「大事なのはたくさんこなす」ではなく、「どれだけ価値あるものを提供できたか」です。

もう少し肩の荷を抜いて、「価値あるものを提供する」ために時間を使うということを意識して見てくださいっ!


やるべきことをばんばん減らそう

先ほど、「たくさんこなす」よりも「価値あるものを提供する」の方が大切だと話しました。

エンジニアだったら自社サービスがあれば、たくさん機能を開発したいと思うかもしれません。
しかし、実際には「悪」です。

その理由は、「ソフトウェアの機能のうち、40%ぐらいしか使われていない」からです。


100%全力で作っても、60%は使われないということ。

これは自分もWebエンジニアなんでよくわかります。
自社サービスに新しく機能を追加しても、同僚はその存在を知らないみたいなことがざわにあります…(今思うと悲しい)

そんな使われない機能に全力を注いでもあんまり意味ないし、何ならバグが起きたときにその都度修正しないといけなくなる…。


日本人的思考だと、「全部やらないといけない」と思ってしまいがちです。
しかし、実際はやること自体を減らし、「本当に価値あることにだけ時間を注ぐ」べき!

ソフトウェアにおいては、「減らすこと自体が価値」です。

ここで、本書で紹介されていた『やることを減らすステップ』を紹介します。

  1. 一つだけピックアップする
    現在の開発、プロジェクトにおいて最も重要なことを1つピックアップします。
    それ以外を捨てるのはとても怖いと思います。
    しかし、思い切って捨てていきましょう。なぜなら6割の機能は使われないからです。

  2. 時間を固定し、できることを最大化する
    あれもこれも「〇〇すべき」というマインドだと、時間をダラダラと伸ばしてしまいがちです。
    それをなくすためには、『時間を固定化し、その中でこの2つだけはやる』というアプローチをとってみましょう。

  3. 準備持ち帰りをやめてその場で解決する
    会議の宿題とか準備に時間をかけるのはあまり本質的ではない。
    大事なのは、会議を価値ある物にすること。
    その場で決めれるものはすぐに決めない。ざっくりとしたアジェンダの中からすぐに決めれるものは決めてしまう。

    1回だけでもいいです。会議の準備をなしで挑んでみてください。そして、「会議の時間内で済ませる」ように努めると、意外といけることに気づきます。

  4. 物理的にやることを減らす
    今週のタスクを決めるときに重要でないタスクはどんどん削る。何なら捨てる。
    「物理的にやらないといけないタスク」をどんどん減らしていく。
    やることは少ない方がいい。このマインドを持ってみよう!


📝この章のまとめ
・「怠惰であること」=「少ない時間で生み出す価値を最大化する」
・「たくさんこなすよ」りも「どれだけ価値あるものを提供できたか」にフォーカスする
・ソフトウェアの機能のうち60%は使われない
・ソフトウェアにおいては減らすこと自体が価値
・会議での持ち帰り、宿題をやめる


●脳に余裕を生む情報整理・記憶術!

マルチタスクをやめよう

いきなりですがマルチタスクしてますか?

もんた🦊:「ちょっとしちゃってる気がします…!でもたくさんタスクをこなせるからよくないですか?」


ありがとう。ばかもんです。

もんた🦊:「え…?いいすぎじゃ…」


本書はマルチタスクは生産性が最低とまでかかれてあります。
実際に、マルチタスクはシングルタスクに比べて時間が40%ほど多くかかるといった研究もあります。

参考:https://www.crowdlog.jp/blog/129520/ 


ではどうしたらいいか?
それは、常に『WIP=1』の状態にするということです。
WIPとはWork In Progressの略で、現在自分が進行中のタスクという意味です。

これを常に1つだけに絞ろうぜってことですね。

もんた🦊:「なるほど!常に1つ!」


そのためには、以下のことを意識しようと書かれてありました。

  • 今のタスクと関係ないタブは閉じる

  • どんなにすごい人でも時間のかかることはかかる。焦らない。

  • 1つのタスクを中断する時はそのタスクを整理し、すぐに戻せる状態にしておく

  • 30分〜1時間の時間を設けたら、そのこと『のみ』に集中する。


めちゃくちゃシンプルなことですが、意外と意識できていない人は多いように思います。

一度でもいいです。これを意識して仕事をしてみてください!
帰る時のあなたは満面の笑みを浮かべているはずです。

もんた🦊:「☺️」


ブログを書く

最後は「ブログを書く」です!

世界一流エンジニアは記憶力が素晴らしい。その理由は、深く理解しているからです。
これは余談ですが、「解像度を上げる」という本でも、『解像度が高い人は深い理解がある。まずは深さが大切である。』という内容が書かれてあります。

もんた🦊:「深い理解が大切ってことだね!」


では深い理解のために、なにをすればいいか?
本書でおすすめされている方法は『ブログを書く』ことです。

ブログで学んだ技術のアウトプットをするときに、「人に説明するために、深い理解をする必要」があります。

この過程を繰り返すことで、世界一流エンジニアのような深い理解ができるようになるのです。


ここでブログを書くときに意識して欲しいこととして、コードをコピペしないことが大切であると書かれてありました。

人間の記憶に最も定着するのは、「思い出そうと頑張るとき」です。
ブログを書く過程で何度も思い出そうと頑張ってください。その繰り返しがあなたを一流エンジニアにしてくれるのです!


📝この章のまとめ
・集中タイムを設けて、マルチタスクをやめる。1つのことに集中。
・深い理解が世界一流エンジニアへの道
・コードをコピペして使わないでブログを書く
・人間の記憶に定着するのは「思い出そうと頑張るとき」


まとめと余談

いかがでしたでしょうか?
世界一流エンジニアの思考法は「一流エンジニアの思考法」や「習慣」がまとめられた一冊です!

これはエンジニア以外の人でも、『やることを減らし、少ない時間で価値を最大化する』ことの大切さが学べる内容になっています。
めちゃくちゃおすすめの本なので、ぜひお手に取って読んでみてください!

そして、どんどん技術のアウトプットを繰り返し、世界一流エンジニアになりましょう!

最後までお読みいただきありがとうございました!

にーな🐶 、もんた🦊:「ありがとうございました!」


今回紹介した本


一緒に読むとさらに面白い本も紹介します!興味があったらぜひにどうぞ!


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