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猫トイレを作った

作りました。


今まで使ってた自動トイレの話

猫を飼うのは今の猫たちが初めてで、3年ほど前になります。
で、「自分は動物の排泄物にどれくらい耐性があるのか」が全く未知だったため思い切って全自動式の猫トイレを購入しました。
安くはなかったですがこういう出費ができないで猫飼う資格はないだろうしとも思いつつ。

使ってたのはこちらです。
事前の調査で、大型猫二匹でも余裕、三匹でもこれ一個で済む(すぐに清掃されるから)ということで、まあ大丈夫か…? と思いつつ導入、実際三年間、うちの猫二匹は全く粗相せずに使ってくれてました。

が、引っ越して気づきました。
もしかして、狭い?

にんげん、狭さに気づく

どうも猫たちが排泄後にドームの内側の壁をひっかくんですよね。前の家でもそういう挙動はしてたかもしれないんですが、前の家だとあんまり私の視界に入らない配置だったので気づかなかった。
壁をひっかくのは「トイレが狭い」というメッセージだそうです。

で、調べてみるとドームの内側は40センチほど。
猫トイレは一番小さくても50センチはあったほうがいいらしくて、うん、狭いな?(正確には猫の体長の1.5倍、平均的な猫ベースだとだいたいこれが50になるってかんじ)(大型猫だともちろんもっとでかい)

コンテナ改造で作成

ということで、こちらのブログを参照してコンテナ改造して作成しました。長さ60センチ横40センチ、高さも40センチくらいのコンテナです。灯油タンクを入れる用途の屋外用コンテナ。

で、自動清掃しないなら猫の頭数+1つ必要らしいんですが、とりあえず……
二つで……


面積は奥の自動トイレとほぼ同じなんですが中の広さが全然違う

猫たちの使いごこちはよさそう

数日ほど自動トイレと新トイレを並べて様子見してたんですが、猫たちどっちも新トイレしか使わない
というか今までのトイレでは浅く砂かけしてたのが、初日からでっかい山を作りました。狩猟動物の本能としては排泄物に十分に砂をかけたいわけで、トイレ広いほうがいいっていうのもその理由で、とにかくざっくざっく音たててたっぷり砂かけてる。
今までが子供用ご飯茶碗の山だったらニュートイレの山は二郎系ラーメンのどんぶり。本当はこんなでかい山つくりたかったのか。

二つ

というわけで猫トイレ新しくしてよかったなーーという話です。
自動トイレにはもちろんよさもあったんですが細かい不満も実は多くて、そういうのから解放されたのもよかったです。

細かい不満:
・細かいパーツに砂が入り込む
・清掃がとにかくしんどい
・本体が重いので掃除が大変
・においがこもりやすいし染みつきやすい
・wifiに繋がるのが売りなのに最近のルーターだとwifiに対応していない
・あとやっぱ猫的に狭かったっぽい

ニュートイレでは焼き網買ってきて内側の短辺サイドにザクっとさして反対側へザーーッとブルドーザーすると固まったやつがとれて便利です。これで都度におい封じ袋に入れるかんじ。

まとめ

猫を飼い始める前にめちゃくちゃリサーチしたんですが、その際に衣装ケースをトイレにしているケースをいくつか見ました。
当時は「いやー猫トイレ安く済ませたいからって衣装ケースはなー」と思ったんですよね。でも三年経ってわかった、衣装ケース、サイズがあまりにも最適なんですね……奥行き60or80。

で、このサイズの猫トイレってサイズ少なくて(日本だとでかすぎるトイレは売れにくいのでしょう)、たまにあっても一万円とかで。
一万円でプラスチックの箱買うなら衣装ケースだわなーってなるんですよね。あと一万円とかのでかい猫トイレ、なんか変なパステルカラーだったり気を利かせて複雑な構成になってて洗いにくい凹凸があったり。ドームついてなかったり。

衣装ケースにする例が複数出てくるってことはやはり需要に一致してるからなんだなあ……



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