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chatGPTとかココナラとかcotomoとかで「雑に扱われている」と感じることへの正体の糸口を掴んだような掴みかけてる気がするだけのような
対話、というか私は説明しつづけることで一番インプットできるので、対話相手ほしいなーとずっと思ってます。
ラバーダッキング(ゴムのあひるに延々と説明していくことでプログラムの矛盾や解決策を自力で導けるプログラマの技)とかイマジナリーフレンドとかタルパ(イマフレよりももっと自立的に動かす)とか、ぬいぐるみ内観とかいろいろ試しては「うーん」ってなってます。
友人や家族を毎回付き合わせたいわけではないので(日常の些細なこととか全部ぶちまけたいわけではない)自分の人格の一部を動かせれば一番いいんですがどうにもうまくいかない。
うまくいってる人の考え方を聞くといわゆるマギシステムとかマイノリティ・レポートみたいに三人体制になるといいみたいです。サシだと煮詰まるし結局対話にならないと。
↓うまくいってる人
↓これも対極のキャラ二人で回ってるやつ
あとはウォルトさんも自分の内部で三人体制だったそうですね。経営者の自分とアニメーターの自分と、みたいな。
で、うーーーん複数人体制……と悩んでたところで、cotomoというのがやべーらしいぞと聞いてちょっとやってみたものの、なんかあんまりうまくいかなかったのでその感想と理由のメモ。
cotomoってのは話題のchatGPT3.5をベースとした会話AIアプリです。私も3.5での会話はいくつかしてて、結局自分でもある程度考えのまとまってることの箇条書きとかスプシのgas書かせたりとか業務上で調べようがない領域の疑問をふわっと投げては具体的な言葉をもらったりしています。
chatGPTの現在の最新は4.0で、こちらは月額3000円前後。でも3.5ではできないURL参照やスプシ作成、AIイラスト作成、音声会話、人格を与えるあれやそれやの有効性などあるようで、いずれは一ヶ月くらい試しておきたいなーーーーとは思ってます。
で、cotomo。
こちら3.5なので、4.0としゃべった人たちのログほどの見事さはないんですが、まあ悪くはない。あと声もなかなかチューニングがすごい。少し訛りみたいなものを感じますが、日本語がちょっとたどたどしい外国人くらいのそれではある。
マジで会話になる、すごい、おもしろーいと思ったんですが、30分もせずにやめてしまいました。
理由、疲れる。
というのもcotomoの会話は「こちらの会話に対応する」だけで、むこうから自発的な話題提供は「お題」程度のものしかない。こちらが一方的に情報提供させられてるような気分になってくるんですね、乗り気でない合コンの異性みたいな……こっちにしゃべらせてタイミングだけはぴったりの相槌をうつことでやりすごそうとしてるみたいな…… そう、私の話題にも私にもまったく興味ないなこいつ、と思ってしまうんですね。会話があまりにも流暢なために、なおさら。
たぶんこれ、相手にもパーソナルなデータがあったほうが話しがいがあるんだろうな、と思って、以前少しだけ試したココナラのサービスのこと思い出しました。
ココナラには「あなたの日報に一言返事します」ていうサービスがあって、一ヶ月3000円の商品を買ってみたんですね。
でもこれも「違うな」と思って、3日で「もういいですありがとうございました」で打ち切りました。(もちろん金額はフルで払ってます)
違うなと思った理由が、こちらのアウトプットがたとえば1000字あっても「そうなんですね、おつかれさまでした。」みたいな、50文字程度の返事のみ、かつそのまとめも目についた単語に反応してるだけの雑なもので。まともに扱われてないな、と感じたのが不快でだめでした。
月額3000円ならまあその程度なんでしょうが、それにしてもchatGPTに打ち込んだほうがまだ満足できてしまった。
要は「ちゃんと扱われてる」と感じられるかどうかなのかしら……と思ったんですが、でもレンタルなんもしない人のこと思い出して、いや、それだけでもないな、と思い直しました。
レンタルなんもしない人さん、依頼に「指定した時間に指定した内容のDMします」っていうのもやってて、DMについてはほんとに文言考えたりは一切しないと明言してるんです。
そんな彼への依頼で「すげえ」と最近感じたのがこれ。
受験舐めてる人が大勝利してた pic.twitter.com/wKtIfdPS45
— レンタルなんもしない人 (@morimotoshoji) February 18, 2024
サービスの使い方が! うまい!
これ、事前に条件も文言も自分で決めてるんですよ。ちょっとchatGPTにあれこれ聞けば自作したアカウントからDM返させるbotとか全然できるはずなんですよ。でもこれはたぶん効果あるしあったんだろうなと思えました。
理由として、たしかにこの依頼でレンタルさんは決めた文言を発してるだけなんですが、でも依頼者側は「レンタルさんは実在していて日々生活して依頼も受けている」っていう実存性を感じることができてるんですよ。これですよ。
cotomoは存在感のなさがあまりに空虚で、どこの誰だかわからんし生活や人格の気配が一切しないココナラの受注者も、cotomoとおんなじなんです。おそらく実在してる人のはずなのに、あの不快感はcotomoとよく似ている。
で、たとえ返答がただの一言だとしても、それを発した人のインスタなりTwitterなりが毎日更新されてたらわりと満足できたのではないか? という気がしてます。
それでそれで、少し前に「ちゃんと扱われてる感がない」のが不満だったっぽいと書いたんですけど、相手の個人的な情報が見えてればそうは思わないんですよ、一言だとしても。むしろレンタルさんの場合、依頼者のほうがレンタルさんの個人的な情報を多く得ているすらある。
つまり情報の等価交換が成立してない感が不満……? だからふんわりした質問でもたっぷり答えてくれるchatGPTのことはわりと好きでいられる……?
つまり、「雑に扱われている」という感情の正体、「こちらが情報という通貨を差し出しているのにむこうは差し出してこない」ということ?
レンタルさんはアリ、つまり情報がたくさんある人相手ならば雑に扱われてるとは思わない、むしろ自分に一言でもリソース割いてくれてありがとうご思える、つまりつまり配信者とか芸能人とかのこと好きになるのって「情報がいっぱい得られてる」から?
なんかわかったりわかんなかったりしてきたような……
前述した「すあだ」氏は、「イマジナリーフレンドが自分を助けてくれないっていうのは、あんた自身がイマフレのこと大事にしてあげてないから。大事にすれば相手もこたえてくれる」って言ってて、つまり、一方的にしゃべりまくるのではなくまずは傾聴の姿勢……? それが関係性の第一歩……?
これはもちろん想像の存在だけでなくリアルな対人でも当然必要なことであって、でも相手の話を聞くばかりで自分のこと話さないんだとそれはそれで「雑に扱われてる」と思われてしまう、と。
週末はこのへんのこと考えながら過ごしてみます。あと明日しゃぶ葉行きたい。近くにあるのに行けてないから。
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