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2年連続人口減少全国ワースト1長崎市

1年前に書いたFb投稿をリサイクルしました。昨年初の全国1位に輝きましたが、今年は2連覇を達成しています。1年なにやってたんだか。無策は愚策に劣ると思いますが、長崎市は無策のうえに愚策という追い打ちをかけてます。

こないだ(昨年3月)のNHK全国ニュース、地価は上がっているけど人口が減少している地域の例として長崎市が取り上げられていました。長崎市中心部は4年で平均年齢50歳以上の準限界集落(オレンジ)と65歳以上の限界集落(レッド)が増加しています。

ちょくちょくこの話題でディスってますが、長崎市は県都として人口流出をふせぐダムになってもらいたいのです。MICEやら新幹線つくって遊んでる場合じゃない(笑)

私が考えるMICEと新幹線の悪い理由

1.多額の借金をつくること
人口減少時代に返しきれると思えない巨大公共事業(巨額投資)は止めた方がいい。
2.事業としてダメなビジネスモデル
マーケティング的な見方をすれば、すでに全国各地でやってる事業を真似しても勝ち目がありません。後だしジャンケンのメリットで先行事例を上回れるものをつくるのならまだいいけど、ハード活用で成果を出した事例がほぼないと思う長崎においては分が悪すぎる。スケールメリットを考えれば、普通の経営者は絶対に手を出さない。

では、私ならどうしたいか?いつも考えていることです。

1.明確な将来目標
人口減少をある程度食い止めつつ、減ったなかでも持続可能なまちの姿が具体的目標
2.分析と戦略
情報収集と将来予測、分析結果を目標達成につなげる戦略の立案、とくにキビシイ戦場でサヴァイヴしなければならない長崎は、ランチェスターのような弱者の経営理論がオススメ
3.実行
ランチェスターの理論であれば、差別化というキーワードがキモになるかなあ。マーケティングを駆使して地域間競争に勝ちつつオンリーワンをめざす取り組み

まあ、じつはこの考え方はそのまま地元玉之浦や弊社の戦略なんですが、長崎全体で目を覚ましてもらいたいもんです。

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