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励ましの言葉

「期待してるよ!次でも頑張ってね!」。私は、稀に期待に押しつぶされることがある。

期待されることは嬉しいし、誇りにも思う。だけど何でだろう、期待を言葉にされると、きゅっと体が縮こまってしまう。
頑張りたいはずなのに、何だか結果が出せなくて結局期待してくれた人に「どうしたの?」と心配されてしまう。これはまだ、見てくれているから良い方だ。

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昔からそうだった。人のために何かを成し遂げるのが好きだった。自分のためでも良いのだけど、相手が喜んでくれる姿が私にとっては喜びだったんだ。
ただこの場合、期待してくれる人が身近にいた。頑張る姿を見てくれていた。そして時には心配してくれた。チームであるように。

社会人になって、期待はある意味”カタチ”を変えた。それは、部署異動であったり、転勤、プロジェクトメンバーになったりという目に見えた期待だった。

”カタチ”が変われば、自ずと言葉をかけてくださった方とは離れてしまう。別に人と離れたからといって、頑張らない訳じゃない。
なのに何でだろう。どうにもこうにも上手くいかず、それが続いたせいか、今では期待されることによって、身が硬くなってしまうのだ。

誰でもみんな初めてなんだよ。だから失敗しても良いんだよ。成功か失敗かじゃない。成功か学ぶかどっちなんだよ。

上司から言われた言葉にとても励まされた。失敗ばかりに目をとられて、学ぶことを忘れてしまうことがダメなんだ。

一日一歩でも良い、期待してくれた人に喜んでもらえるよう、頑張っていこう。

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