キャリアブレイクはじめました。#4 つまらない旅から得たものとは...?

いやぁ早いもので...
キャリアブレイクを始めてから10日以上が経ちました。

実は先日、ひとり旅に行ってきました。

行き先は...

長崎 → 福岡 → 広島!

3県を巡ってみました。

1日目: 夕方に長崎空港着→佐世保へ
2日目: ハスウテンボス→夜バスで福岡の天神へ
3日目: 夜行バスで広島へ→昼に羽田空港着

だいたいこんな感じ。
いわるゆる、弾丸旅をしてきました!

詳細の旅行記も書いてみたいけれど長くなりそうなので、ここでは省略します(笑)

飛行機の予約をしたころ...
「仕事を辞めたら、普段しないようなスケジュールでひとり旅をしよう!」
と、ルンルンだったことを覚えています。

ところが出発日が近づくと...
「荷造り面倒だな」
「あー、明日からかぁ」
と、何故だか気乗りしなくなりました。

これまでも毎年旅行に訪れていますが、こんなにネガティブ思考になったのは初めてのこと。

「いざ観光地に行けば楽しめるかな?」
と、何とか自分の背中を押して出発。

予定通り3県を巡ることができました。

でも旅中ずっと、今まで経験した旅の中で一番つまらなかった

自分なりにテーマを決めたり、興味があるスポットをリサーチしたり。
ガチガチにスケジュール化していたわけではないものの、準備をしてから旅立ちました。それなのにどうして楽しめなかったのか。

旅の道中に何度も考えました。
どうして私は、この旅をこんなにも楽しめないのだろうか。

いろんな思考の中で出た答えはシンプルでした。
もしかして、ひとり旅が向いていない?

私は自分のこれまでの経験や行動を振り返ったときに、ひとり旅も楽しいに違いないと思っていました。なんとなくそう思っていたわけではありません。
普段から他県にひとりで訪れて写真撮影やグルメ、美術館めぐり、イルミネーション鑑賞など多くのことを心から楽しんできました。

そういう経験や感情があったからこそ、ひとり旅も自分らしく楽しめると思い込んでいたのです。しかし実際に遠出の旅をしてみると、近隣県で1日行動するのとは違う要素がたくさんありました。

・数日間、寝るときも起きるときも、側に人が居ない
・遠くの観光地に着いたときの高揚感を、共有する相手が居ない
・旅の後半で疲れたときに気が紛れず、より一層疲労がたまる

などなど。このまま書いていると10個ぐらい浮かびそうなので、ここらで一旦ストップします(笑)

こんな風に自分なりに分析?してみた結果、
私って自分が思っている以上に寂しがり屋なのかもしれない。
という答えに辿り着きました。
今までの旅を振り返ると、友達や家族が一緒にいてくれました。

いつだって旅は楽しいもので、誰とどこに行ってもその楽しさは保証されている
そんな価値観が自分のなかで形成されていました。

ところが今回ひとり旅に行ったことで、はじめて気づきました。

旅中に私を笑顔にしてくれているのは「旅というイベントそのもの」や「観光地の景色」ではなく、一緒に訪れた人である。
・旅の道中、疲労やトラブルで行き詰まったときも前向きに進めるのは、自分のおかげでなく、一緒に訪れた人のおかげである。

社会人になって以来、当たり前のように旅をして、当たり前のように毎回楽しんできた私。一緒に居てくれる人がどれだけありがたい存在なのか、いつしか忘れてしまっていました。

身近な人の温かさを振り返って、感謝の気持ちが生まれた。

私が思いがけずひとり旅で得たものは、人生の財産になりました。

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