相手の改善点を指摘できない2つの理由
カチエル社内では「良い関係性」を築くことの重要性を伝え続けています。
仕事を進めるうえで、また、チームがチームとして機能するために非常に重要な考え方になります。
しかし、これを崩してしまうのが「相手の悪いところをちゃんと指摘できない」という問題です。
本日は「人の悪いところを指摘でない理由」についてお話していきます。
良い関係性とは
良い関係性とは、相手のためを思って、相手が言われたら耳が痛いことでも、ちゃんと言ってあげることができる関係のことと定義しています。
また、「耳の痛いことでもちゃんと指摘すること」は価値観の押し付けとはまったくの別物です。
価値観の押し付けとなるのは、「私は○○と思う」「私は××して欲しい」と相手に求めることで、良い関係性とは違います。
何が違うのか?それは「相手のためを思って」るかどうかです。
ここがすごく重要なのです。
相手方に対して・全員に対して耳が痛い話をするというのは、その相手方や会社全体もしくはお客様などのことを想って言うから良い関係性なのであって、自分が思っていることを声高に言うというのは、ただ自己主張が強いだけになってしまい、これはエゴです。
良い関係性の要件である「相手の悪いところ・直すべきところを指摘する」ことをしない・できない人には、大きく2つの理由・パターンがあります。
相手にちゃんと指摘ができない理由①
1つ目は、「私なんかが相手の悪いところを指摘するなんて・・・」と思っている、つまり自分には人の悪いところを指摘する「資格」なんてないと思っている人です。
こういう人は謙虚なのではありません。
自分に自信を持てていないのでもありません。
単に、相手のことを想っていないだけです。
周りの人に関心がないのです。
仕事とはチームで行うものです。
それが嫌なら、個人事業主として独立すればいいのです。
会社には目的や目標があって、チーム全体としてそこに向かっていくために存在します。
同じチームとして同じ目的・目標に向かうメンバーに対して関心が持てないという人は、周りのメンバー(構成)が悪いのではありません。相手を信じ切れていないということです。
相手にちゃんと指摘ができない理由②
もう1つの指摘しない・できない理由は、相手方に指摘をすれば自分も悪いところを指摘されることに繋がり、それが嫌・怖いというものです。
いわゆる「ブーメラン」ですね。
結局、こういう人は自己肯定感が低い(自己受容ができていない)、さらには自分に指摘されたくないコンプレックスがあって、図星の指摘をされるのが嫌というケースです。
誰しもが感じることとは思いますが、自分の悪いところ・直すべきところなんて、自分で気付くことは難しいわけです。
「言ってもらわなければ自覚できない」がむしろ普通だからこそ、その人のことを想えば悪いところ・直すべきところの指摘が大事なのです。
本日のお話は以上、
お忙しい中最後まで読んでいただいてありがとうございました!
今後もKACHIELの社員が仕事をするうえで大切にしている
考え方についてお話していきます。
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