トライオートETF さようなら

先日、インヴァスト証券より、トライオートETFでTQQQの取引に対して制限が入るお知らせがありました。

TQQQは、NASDAQ100連動ETF『QQQ』の3倍の値動きのあるETFで、ボラティリティの大きさがトライオートETFのシステムとマッチした素晴らしい銘柄でした。ところが今回2021年8月より新規のロジック追加に対して制限が入るとのお知らせにより、多くのユーザーは困惑しています。

トライオートETFは、毎日少しずつの利益を確定していくシステムなので、いわゆる「含み損は幻」現象が発生しません。着実に毎日確定利益を積み重ねていくのでとても心強いロジックです。株価調整のタイミングにおいても、米国株は右肩上がりの経済情勢である為、むしろ含み損が将来の利益につながる貯金だという喜びになり、下落もむしろ歓迎できる仕組みでした。


今後の対策として、例えばTQQQ以外にも多くの銘柄がトライオートETFでは選択することができるのですが、違う銘柄では、今まで以上の年利を生み出せる可能性は低くなります。
また7月中に広い範囲のロジックを組んだ場合は、稼働しない範囲の分も仕掛ける必要があり、集中的な攻めの仕掛けはできません。範囲を外れてしまった仕掛けは機能せず、ただそこに証拠金があるだけ。
これから8月にはいり、アノマリー的には10月にかけて調整の時期が来ます。もしかすると今稼働中のロジックのまま10月くらいまでは対応できるかもしれませんが、その先長期的にはどうなるかわかりません。半年くらいでやはり撤退することが検討させるのではないでしょうか?


自分は、今回トライオートETF用に新しいロジックと資金を用意し、まさに開始し始めた矢先のお知らせであり、とても残念に感じました。TQQQ停止の理由は、他のレバレッジ銘柄へも同じ処置が発生する可能性も示唆しています。不本意ではありますが、完全に撤退することにいたしました。


せっかく準備した資金ですので、ココは開き直って、別の方法で運用することになります。

現在考えている方法は、TQQQと同じくQQQにレバレッジをかけた値動きの投資信託、「iFreeレバレッジ NASDAQ100」への一括投資です。
そして、毎月定率か、年に一度定率で取り崩します。
取り崩しながらも資金が増えていく絶妙なバランスを狙います。
ETFの「QLD」と似た値動きが予想される投資信託です。

この投資信託は、円貨決済になります。
今回は、法人口座で運用し、売却益はボーナスや売り上げの補填にあてることで、法人の事業の安定化と、個人の所得アップを狙います。
長期投資には「入金力x投資期間」が大切です。
資産成型機には、入金力をブーストさせましょう。


将来のための資産運用計画を念入りにたてても、色々な要因でうまく行かないものですね。それでも人に言われた計画ではなく、自分で考えた計画であれば、どんな理不尽な原因で計画が変更になっても、また新しい計画を立て直すことができます。自分のことは、自分で考える力が必要ですね。

長くなりましたが、今後の資産運用の参考になりましたら幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

たまねぎ

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