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現金は全てをいやす。【資金繰り編】

ありがたいことに、前回募集した40分お悩み相談にて多数の応募をいただいた。
その中からコンサルティングの仕事を受けることにつながったこともあり、一旦コンサルティングや顧問の仕事はストップさせていただこうと思う。

基本、私ひとりの会社なので受けすぎて、品質が下がってしまうのも懸念事項としてあるので。
1~2カ月稼動してみて品質下がらず、クライアントが満足しているという事であれば追加で募集します。


そんな時にこんなニュースも飛び込んできた。

「コンサル会社の倒産急増」


いや、縁起わるっ。

私、まだコンサルとして1カ月なんですが……

まあ、sns の発展と共に、自称コンサルが増えてきているのは確かだ。コンサルには特に必須の資格もない。

私も普通自動車免許の資格しかない。

しかも、ペーパードライバーだ。


私自身は、18年の外食社長の経験の中で、経営者としての悩みは多く体験できていると思う。

カーナビのように渋滞(リスクや事故)を避けながら、目的地まで最短で経営者を導いたり、

万が一事故ったとしてもエアーバッグのように命までは取られず再起できるようにしていきたい。



前述した、40分お悩み相談だが、多くの悩みは2つに分類されていた。

1つ目の悩みは、どうやったら店舗展開できるか。
であり、

もう1つは、資金繰り
である。

店舗展開の仕方に関しては、また書いていくが、

今回は、より緊急度が高いであろう、資金繰りについて書きたい。


私は20代の頃、毎月、月末の支払日を乗り越えることをミッションとしていた。

もちろん、起業時にたてた崇高な理念はあったし、

社員には、仕事はお金だけではないとうそぶいていた。

しかし、私は毎月資金繰りに追われている中で、心が折れそうになったことが何度もあった。

今、ここで会社を高いお金で買ってくれるのであれば、すぐにでも売りたい。そんな事を思ったこともある。

無論、そんな債務超過の企業を買ってくれる企業などない。

貧すれば鈍する、のである。


余裕のない時に、きれいな考え、行動は生まれにくい。

思い返せば、私の飲食人生の中で、今まで会社のお金を横領をしていた
人間がパッと5人思い浮かぶが、

5人中4人はギャンブルをしていた。

(あと1人もしていたかもしれない。)

そして、皆、普段は明るく、いわゆるいいやつだった。

負けがこむとある日、ほんのちょっとした出来心が生まれる。

最初は1000円を取る。大きな自責の念にかられるが

数日たっても、誰も気づいていない。

そうするとばれないのではないか、と5000円、1万円とどんどんグレードアップしていく。

ルビコン川を渡ってしまったら、もう戻れないのだ。


最初の1,2回でやめていたらばれないが、彼らは数十万、数百万と
ばれるまでやり続ける。



人を変えてしまう大きな力をもつお金なので、
経営者たるもの振り回されるのではなく、コントロールしていく方法を以下に書く。

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