悩んだ挙句「大きなおともだち」になってチーズケーキを焼いた話
やあ、みんな。ケイチェルおじだよ。
コロナ禍のGWでスイーツ作りにハマって以来、すっかり週末スイーツおじさんと化してしまったおいたん。
これまでマドレーヌ、ヌガーグラッセ 、紅茶のシフォンケーキ、レモンティークッキー、ちんすこうと作ってきたけど、そろそろ食べたいスイーツもなくなってきたような気がする…
ていうか、紅茶シフォンをアールグレイでもう1回作りたいとか、紅茶味のちんすこうにトライしてみたい欲はある。が、2巡目するにはちと早すぎる。もっといろんなものをひと通り作ってからリベンジ編に行きたいしなあ…と100円ショップの製菓コーナーでかれこれ20分も思い悩むアラフォーおじさんw
スマホ片手にレシピを調べつつ、あれでもないこれでもないと製菓グッズを吟味していると、入れ替わり立ち代わりママさんや幼女たちがやってきては不審な目で見てるような気がするんだよね。何というか、まるでプリキュアの映画を観に来てる「大きなおともだち」のおっさんになった気分だw
本当はプリン、それも流行りのイタリアンプリンを作ろうと思って、それ用の型まで買ってたんだ。ところが、どうも美味しいイタリアンプリンを作ろうと思ったら「湯煎焼き」という工程は避けて通れそうにない。うちのオーブン、湯煎なんてできたっけ、と説明書を見ても何も書いてない。そこでTwinbirdにメールで問い合わせてみたところ、「お湯を張ってのご使用はおやめ下さい」と止められてしまった。
次に考えたのが、ガトーショコラ。しかしこれはこれでボウルをお湯につけるだの氷水を張るだの、ボウルすら1個も持ってなくていつもどんぶりで代用してるおいたんには厳しそう。ケイチェルおじの府中の小さなキッチンにはこれ以上ボウルやら鍋やら置くスペースがない!
もっと初心者に作りやすくて、甘いものの好き嫌いが激しいおいたんにピッタリなスイーツはないものか。そこで思いついたのがチーズケーキ。ただ、チーズケーキって自分好みの物を作るの難しそう。とりあえず、ベイクド、レア、スフレとあるよね。このなかだとやっぱりベイクドかなあ。
流行りのバスク風チーズケーキって手もあるね。前の記事に書いたようにバスク地方に行った縁もあるし。でもこないだセブンイレブンのバスクチーズケーキを買ってみたら、濃厚すぎて半分しか食べれなかったから、おいたんの舌に合わない可能性大。
やっぱり昔ながらの昭和のチーズケーキがいいんだ。それもケーキ屋さんで売ってるような、表面の皮がペロンって剥がれそうなやつ。とりあえず1番オーソドックスなベイクドチーズケーキを作ってみよう、って結論になったわけ。
いろいろレシピを探した結果、以下のパウンド型でつくるレシピが良さそうだったので、これで行くことに。
材料を揃えます。
卵は間違って2個出してるけど、使ったのは1個だけです。何をつくるにしても卵1個の換算にすると1人で食べるにはちょうどいい、Mサイズパウンド型の量になるような気がする。
全部レシピの半量で計量。クリームチーズは1箱まるまるでぴったり。クリームチーズとバターを混ぜて、グラニューと卵液加えて混ぜたらこうなりました。
さらに生クリーム、レモン汁、薄力粉の順に混ぜると、こう↓
パウンド型に流し込むとこう↓ 期待通りMサイズ型にぴったり!
おお!この時点でかなり綺麗じゃない!?もう上手くいく予感しかしない。
170度のオーブンで45分焼いたらこうなりました↓
ちょっとちょっと、なにこの美しさ。思わずうっとり見とれるレベルよ。こんなに簡単に美的に尊いものが作れちゃっていいの?
このまますぐに食べても美味しそうだよな。でもそんなせっかちでこの美しさを損ねてはもったいない。冷蔵庫に入れてしっかり明日まで待とう。
翌日から3日間はチーズケーキを少しずつ切り分けながら食べる幸せな日々でした。
1日目
2日目
3日目
うちの猫
パウンド型で焼いて切り分けたチーズケーキって、猫の頭みたいで可愛いから、うっかりチーズケーキの写真と間違えてしまったw
さて、味の方ですが、いたって普通のチーズケーキの味です。ランチバイキングのデザートとかによくある、小っちゃなチーズケーキの味(笑)。子供の頃に食べた(もしかしたら思い出補正で美化されてる!?)昭和のチーズケーキではないな。むしろ平成のチーズケーキと言ったほうがいいかもしれん。それでも、味より見た目に満足したからそれで充分かな。
今後も理想のチーズケーキを求めて研究を重ねるべきかどうか迷うところ。大きなおともだちおじさんの苦悩は続く。そのうちペンライト振りながら「ぷいきゅあがんばえ~!」って叫んでるかもしれん(笑)
(*ケイチェルおじは一度もプリキュア見たことはありませんw)
おわり。
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