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だし巻き玉子道
やあ、みんな。ケイチェルおじだよ。
今まで普通の玉子焼きすらちゃんと作ったことなかったケイチェルおじ、ある日突然「居酒屋で出てくるみたいな出汁ジュワーなだし巻き玉子が食べたい!」って思ってしまったんだ。
ちょうどそう思い始めた頃、近くの京王アートマンでいつもは2500円くらいの玉子焼き用フライパンが年末セールで750円ぐらいで売ってて、こりゃだし巻き作るしかないって買ったわけですよ。
*京王アートマンなんてみんな知らないよね。京王デパートのキッチン&文房具部門?みたいなお店。
まさかそれが険しい道への一歩だとはつゆ知らず、無邪気にYouTubeでだし巻きの作り方検索するよね。それで見つけたのが、↓のこーせーさんという料理人の方の動画。
この方が仰るには、和食の世界では「卵3個に出汁1杯」って言われてるらしくて、つまり180ccですな。この方のお店では普段卵3個に出汁150ccくらいで出してるらしい。動画では出汁90ccで作ってます。とは言え、90ccでも難しいので、初心者は30ccから始めて、クリアしたら60cc、75cc、90ccって徐々に上げていくといいよってことでした。
ちなみにこの方も修行を始めた当初は全然巻けなくて、1ヶ月毎日まかないでだし巻き作らせてもらって練習したそう。ほんと料理人の世界ってすごいですよね。
ケイチェルおじの友人で、むかし料理教室に通ったことがあるっていう人に話を聞いたら、料理教室では「卵4個に出汁75cc」って習ったみたい。
みんな大好き、私も大好き土井善晴先生は、「卵3個に出汁75cc」が卵の固まる限界で、それを目指せば良いと仰ってるとのこと。
もはや論争になるんじゃないかってくらい、いろんな説があるw
とりあえずケイチェルおじは、卵3個・出汁60ccでやってみることにした。そして、最初にできたのがこちら↓
この時は、めっちゃ上手くできたじゃん、ちょー旨いし、って思っちゃったんだよね。実際にはあまり上手くできてないんだけど。
60ccで上手くできたと勘違いしてしまったケイチェルおじは、次は75ccに挑戦。
このときも、なーんだ、余裕余裕、って思ってましたけど、実際には出来上がり甘々なんですよね。
よーし次は90ccいっちゃうぞーってことで挑んだのがこちら↓
90ccになった途端、全然巻けなくなって、スクランブルエッグになっちゃいました。
それでも何とかなって美味しいのが卵料理の良いとこなんだけどね↓
90ccになると、スクランブルをまとめたのでも出汁ジュワーになる!
ここからは練習の日々です。75ccに戻してちゃんと安定してできるようにしたり。ぶり大根と炊き込みご飯とともにパチリ↓
この辺りで気付いたけど、プロの人のは玉子に焼き色付いてない!自分、60ccで出来たと思ってたけど、焼き色とか考えたら全然ダメじゃん、って。
で、何度か挑んだ90ccで、1番上手くできたのがこれ↓
サイドに少し焼き色付いてるけど、出汁ジュワーだし、まあまあふわとろで美味しかった。この頃は失敗の連続で、上手くいくとは思わなくて、ネギが手抜きで乾燥ワケギになってるのが悔やまれる。今のところ、これ以上の物はできてない。出汁巻き玉子道は果てしなく続く。
チェーン店の居酒屋でも、綺麗な色で、出汁ジュワーで、ふわとろな出汁巻き玉子が当たり前のように出てくるけど、作ってる人たちホント凄いよね。時給5000円くらい貰ってもいいんじゃないだろうか。
おわり。
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