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紅茶のシフォンケーキのリベンジマッチに完全勝利!?

やあ、みんな。ケイチェルおじだよ。

昨日は夏休み初日からさっそくスイーツ作り。我ながらすっかり週末スイーツおじさんが板についてきた感ある。

新しいスイーツに挑戦したい気持ちもありつつ、ここにきてどうしても以前作ったものにリベンジしたい気持ちが抑えられなくなってきた。

なかでもリベンジしたくてたまらないのが紅茶のシフォンケーキ

前回初めて作ったときは、スイーツ作りそのものが3回目くらいで右も左も分からない状態だったけど、多少経験を積んで改めて作ってみたらどうなるか試したい。

前回の記事はこちら↓

このときはまあまあ上手くできたんじゃないかとは思うものの、シフォンケーキに大事な「高さ」が出てないのと、やや密度が高くてフワフワ感も足りなかったような気がする。

そもそもシフォンケーキとスポンジケーキの区別すら曖昧だったおいたん。改めて勉強してみた。特にこちらのブログを熟読↓

シフォンケーキは他のケーキと違ってサラダ油などの植物オイルを使うのが特徴というのは知ってたものの、それにより出来上がりがどうなれば正解なのかいまいちよく分かってなかった。今もよく分かってないけど、多分スポンジよりも弾力があって、より軽くてフワフワした生地がシフォンなのかな?

上のブログによると「シフォン作りのキモは何よりもメレンゲ」ってことらしい。メレンゲさえしっかりできれば、ベーキングパウダーも必要ないとのこと。他のサイトもいろいろ見てたら、メレンゲは角が立つ1歩手前の、角がお辞儀するくらいを目安にするのが良いという説が有力なようだ。

ところで、シフォンケーキは1927年にハリー・ベイカーっていう40代のおっさんが考案したっていうエピソードもいいよね。保険のセールスマンをやってた素人なのに、焼き菓子を作るのが運命みたいな名前の力に導かれたのか、趣味で考案したケーキがセレブ御用達になるほど評判になったそうだ。おっさんが1番親近感を感じるスイーツかもしれないね。

というわけで、そのおっさんのスイーツを作っていこう。今回はこの↓HOPPEさんという方のYoutubeレシピを参考にします。

分量が15cmシフォン型で、卵黄2個卵白3個分っていう、ちょうど良いバランスのレシピではないかと思ったから。おいたんのはダイソーの13cm型なんだけど、余ったらミニケーキでも焼けばいいしね。

後日忘れないように材料もちゃんと書いとこう。

紅茶のシフォンケーキ・リベンジマッチのスカッド
卵黄:2個
卵白:3個
グラニュー糖:58g(卵黄用20gと卵白用38gに分けておく)
オリーブオイル:32g
紅茶の葉:ティーバッグ1.5袋
お湯:38g
薄力粉:50g
塩ひとつまみ

フォーメーション

昨日のクイズ、「マーブルのシフォンケーキ」って答えた@チョコチップクッキーさん、ほぼ正解だけど、惜しかったねー(笑) 左上のウィングの位置にいるもずくみたいなのはアールグレイティーでした。動画にあるようにティーバッグを麺棒でこすって茶葉を細かくしました。

最初にどんぶりで卵黄を混ぜて、さらにグラニュー糖20gを入れてホイッパーで全力で白っぽくなるまでかき混ぜます。ここが1番疲れた。最近筋トレしてないから二頭筋と三頭筋が悲鳴をあげそうになったけど、もしかしたらここが1番大事かもしれない。

そのあとオリーブ油を加えて、しっかり乳化するまで再び攪拌。そのあとアールグレイティーを入れて全体が混ざる程度に少し攪拌。

(追記: ここで薄力粉入れて混ぜるって書くのを忘れてました)

続いて、肝心のメレンゲ作り。卵白3個分に塩ひとつまみ、グラニュー糖ひとつまみ加えて、ハンドブレンダーで攪拌。グラニュー糖38gを3回に分けて入れます。

固くなりすぎない、角がお辞儀するくらいになったかな?

ホイッパーでメレンゲを1玉くらい取って、卵黄のどんぶりに入れてしっかり混ぜます。

しっかり混ざったものを、今度は逆にメレンゲのどんぶりに流し込みます。

ここもHOPPEさんの動画を見て目から鱗だった点。今まではメレンゲのどんぶりから卵黄の方に追加で入れてたけど、今回はメレンゲのどんぶりで最後に全部混ぜるようにした。この方が重たい卵黄生地が下に沈んだまま混ざりきらないというのを防ぎやすく、今までより最後の混ぜがスムーズになった。

生地の最終形態がフワフワ。これは期待できる。

型に流し込みます。今回はスプーンじゃなくてちゃんと流し込んだ。

前回のシフォンケーキ作りで、この型の高さではオーブンに入らないということを学習したので、今回は事前にハサミで切っておきました。

おそらくここまでは順調。あとは最後の難関オーブン焼きなんだけど、こないだバナナケーキの生焼け問題を考えたときに「うちのオーブン、決して焼きが弱いわけではないのでは?」って疑問が生まれた。余熱はできないけど、グラタンなんかは標準的な時間でしっかり焼いてくれるしね。なので、ここはTwinbird工業さんを信じて、レシピの指定通りの温度と焼き時間にしてみようと思い、動画通りの170度35分で焼いてみることにしました。

途中で中を覗くとかなり膨らんでて、天井にくっついちゃってるんじゃないかなーと心配になったんだけど、35分たって出してみたら案の定↓

やっぱり天井に着いて焦げたみたい。取り出すときもオーブンの出口の高さを超えてて少し上が崩れた。

とりあえずこのまま逆さ吊りにします。

2時間後に型をはがして、焦げた上の部分をカットしてみました。

!!!!!!

完璧じゃない!?

カットした焦げ部分を食べてみたらめちゃくちゃ美味しいんですけど!?これは期待が高まる。

カットして断面を見てみましょう。

先輩方、いかがでしょう?

前回と違うポイントとしては、①卵黄:卵白=2:3にしたこと、②卵黄のボウルをしっかり撹拌したこと、③最後にメレンゲのどんぶりに生地をまとめたこと、の3点かな。今後のケーキにも応用が効きそうだ。オーブンの天井で焦げたのは、逆に言えばそれがあったからちょうどよく焼けたとも言えそうだから、改善すべき点なのかどうかは分からない。次は生地を少し少なめにして試してみるか。

材料のところでサッカー風にスカッドとフォーメーションって書いたけど、お菓子作りってサッカーのシミュレーション的な面白さがあることに気づいた。どういうメンバーの組み合わせで、全体の戦術や個々の局面の問題をどう解決していくかあれこれ考えて、実際に試合に臨んでどんなパフォーマンスになるか楽しみにする、みたいな。戦略シミュレーションとか好きな人はハマると思う。

ちなみに余った生地で焼いたミニケーキ、食べてみたらこれも美味しい。

本体の方はカットしたのを個別にラップでくるんで、まず今日の朝ごはんで食べてみました。

カットした2個に、生クリームとイチジクジャムかけてみた。相変わらずデコが下手すぎて、せっかく上手く焼けたのが台無しな気もするのが今後の課題だな。やはり13cm型を普通にカットすると1/3スケールのシフォンケーキになってしまうのが難点。@てんちょうさんのミニチュアまでいかずとも、ミニケーキのデコスキルを身につけたい。

半日たってもフワッフワで、すごく美味しいです。最高の朝ごはんや。

ここで思ったけど、シフォンケーキって別に翌日じゃなくても、焼いて冷ました後でも、なんなら焼き立てで食べても同じくらい美味しいんじゃない?昨日のカットしたお焦げやミニケーキも同じくらい美味しかった気がする。

ちなみに、イチジクジャムとアールグレイティーは、谷中銀座にあるザクロっていうイラン・トルコ・ウズベク料理のお店の通販でお取り寄せしたものです。

数年前においたんが主催した合コン…もとい「旅好きの集い」で利用したお店。「日本一ウザい店長がいるお店」として有名なんだけど、コロナ禍で経営危機っていう話をカマタミワさんのブログで知って、おいたんも通販でお買い物したのです。

ザクロは、5〜6種類くらいのコース料理に、ベリーダンスのショー、店長のウザいトークがついて3000円っていう、個性的で超良心的なお店なんだよね(正直、料理の味はお値段なり…って感じだけどw)。

仲間内のSlackに書いたら、他にもザクロの通販で買ってくれた人がいて、おいたんも多少は貢献できたかなー。

皆さんもザクロでお取り寄せしてアールグレイシフォンケーキ作ってみてね!

おわり。

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