見出し画像

ルーマニアに行ったことないけどルーマニア料理作ってみた

ブーナ、チェファーチ?ケイチェルおじだよ。

おいたん、フランスに住んでたときにヨーロッパはあちこち旅行したんだけど、ルーマニアとブルガリアには行けなかったんだよね。

日本に帰ってきてから、次に旅行するならその辺りかなって思っていろいろ調べてたんだ。ちょうどルーマニア人歌手のアレクサンドラ・スタンが世界的に有名になり始めた頃で、ルーマニアの音楽シーンに興味持って少しずつハマっていくうちに、言葉もフランス語に近いってことで勉強し始めたりしてた。もちろん、料理にも関心がないわけがなく、都内に2店あるルーマニア料理店はどちらも行きました。

自分でも作ってみたので、みんなに紹介します。ルーマニアに興味持ってもらえると嬉しい。

まずは材料。これで3種類の料理を作ります。

①サルマーレ(ルーマニア風ロールキャベツ)

ロールキャベツなんてどこにでもある料理じゃん、なんて悲しいこと言わないで。何も言い返せなくて、ぐぬぬってなるからw まあ、ロールキャベツって、てっきりロシアとか東欧の料理かと思ってたら、実はトルコ発祥らしくて、トルコに近いギリシャとかバルカン諸国というのは一応ロールキャベツの本場と言っていいのよ。ルーマニアの結婚式では必ず振る舞われるそうで、美味しいサルマーレを作れれば一人前の奥さんってことになるらしい。

作り方は普通のロールキャベツとほぼ同じ?だと思うんですが、挽肉、玉ねぎ、小麦粉、タイム、オレガノをハンバーグ作るみたいに混ぜて固めます。大きさは親指大と小さめに、やや固めにするのが本場っぽい。それをキャベツで巻くんだけど、現地ではぶどうの葉っぱを使うのがより伝統的だとか。あとはコンソメとトマト味のスープで煮るだけ(サワークリーム入れるレシピもあるみたい)。

②サラタ・デ・ヴィネテ(焼きナスのサラダ)

焼いたナスの皮をむいて、ペースト状に潰して、玉ねぎのみじん切り、マヨネーズ、塩コショウで和えたものです。チュニジアにもサラダ・メシュイアっていう焼きナスのサラダがあったけど、これもトルコ発祥なのかな。

↑ケイチェルおじはオーブンでのナスの焼きが甘くてペーストにできなかったので、Braunのブレンダーにかけました。ナスの皮が焦げ焦げになるくらい焼かないとダメらしい。

③チョルバ・デ・ペリショアレ(肉団子スープ)

サルマーレの余った肉団子でスープを作ります。トマトベースが基本らしいんだけど、せっかくなのでルーマニアっぽくサワークリームたっぷりの酸っぱいスープを作ろうとしました。ところが…

玉ねぎみじん切りを多めにいれて味見したところ、完全にサワークリームオニオン味!ってか完全に緑のプリングルズの味じゃん!本当にサワークリームとオニオンであの味になるんだ!ってびっくりしたわ。意図せず美味しいスープができてしまった。

④ママリガ

最初の材料の写真に入れるの忘れてたんですが、サルマーレの付け合わせと言ったらこれです。ママリガというトウモロコシの粉。イタリアだとポレンタって言うね。原宿舶来食品館っていう隣町(原宿にはないらしい)のKALDI的なお店にもポレンタとして売ってた。

この粉をお湯で煮込んでフワフワに戻す感じ。

さて、全部の出来上がりはこんな感じになりました。なかなか美味しそうでしょ。

ちなみに、以下のリンク先に全て詳しいレシピがあります。

https://www.kitchenbook.jp/topics/1100

参考までに、表参道にあるルーマニア料理店ダリアのサルマーレとママリガ

チョルバ・デ・ブルタ(モツのサワークリームスープ)

スープアート?模様が綺麗でしょう。やっぱプロの仕事は違うw

おわり。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?