![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/28103813/rectangle_large_type_2_21e722909fe0d99026e22dfb6453d002.jpg?width=800)
ルーマニアに行ったことないけどルーマニア料理作ってみた
ブーナ、チェファーチ?ケイチェルおじだよ。
おいたん、フランスに住んでたときにヨーロッパはあちこち旅行したんだけど、ルーマニアとブルガリアには行けなかったんだよね。
日本に帰ってきてから、次に旅行するならその辺りかなって思っていろいろ調べてたんだ。ちょうどルーマニア人歌手のアレクサンドラ・スタンが世界的に有名になり始めた頃で、ルーマニアの音楽シーンに興味持って少しずつハマっていくうちに、言葉もフランス語に近いってことで勉強し始めたりしてた。もちろん、料理にも関心がないわけがなく、都内に2店あるルーマニア料理店はどちらも行きました。
自分でも作ってみたので、みんなに紹介します。ルーマニアに興味持ってもらえると嬉しい。
まずは材料。これで3種類の料理を作ります。
①サルマーレ(ルーマニア風ロールキャベツ)
ロールキャベツなんてどこにでもある料理じゃん、なんて悲しいこと言わないで。何も言い返せなくて、ぐぬぬってなるからw まあ、ロールキャベツって、てっきりロシアとか東欧の料理かと思ってたら、実はトルコ発祥らしくて、トルコに近いギリシャとかバルカン諸国というのは一応ロールキャベツの本場と言っていいのよ。ルーマニアの結婚式では必ず振る舞われるそうで、美味しいサルマーレを作れれば一人前の奥さんってことになるらしい。
作り方は普通のロールキャベツとほぼ同じ?だと思うんですが、挽肉、玉ねぎ、小麦粉、タイム、オレガノをハンバーグ作るみたいに混ぜて固めます。大きさは親指大と小さめに、やや固めにするのが本場っぽい。それをキャベツで巻くんだけど、現地ではぶどうの葉っぱを使うのがより伝統的だとか。あとはコンソメとトマト味のスープで煮るだけ(サワークリーム入れるレシピもあるみたい)。
②サラタ・デ・ヴィネテ(焼きナスのサラダ)
焼いたナスの皮をむいて、ペースト状に潰して、玉ねぎのみじん切り、マヨネーズ、塩コショウで和えたものです。チュニジアにもサラダ・メシュイアっていう焼きナスのサラダがあったけど、これもトルコ発祥なのかな。
↑ケイチェルおじはオーブンでのナスの焼きが甘くてペーストにできなかったので、Braunのブレンダーにかけました。ナスの皮が焦げ焦げになるくらい焼かないとダメらしい。
③チョルバ・デ・ペリショアレ(肉団子スープ)
サルマーレの余った肉団子でスープを作ります。トマトベースが基本らしいんだけど、せっかくなのでルーマニアっぽくサワークリームたっぷりの酸っぱいスープを作ろうとしました。ところが…
玉ねぎみじん切りを多めにいれて味見したところ、完全にサワークリームオニオン味!ってか完全に緑のプリングルズの味じゃん!本当にサワークリームとオニオンであの味になるんだ!ってびっくりしたわ。意図せず美味しいスープができてしまった。
④ママリガ
最初の材料の写真に入れるの忘れてたんですが、サルマーレの付け合わせと言ったらこれです。ママリガというトウモロコシの粉。イタリアだとポレンタって言うね。原宿舶来食品館っていう隣町(原宿にはないらしい)のKALDI的なお店にもポレンタとして売ってた。
この粉をお湯で煮込んでフワフワに戻す感じ。
さて、全部の出来上がりはこんな感じになりました。なかなか美味しそうでしょ。
ちなみに、以下のリンク先に全て詳しいレシピがあります。
https://www.kitchenbook.jp/topics/1100
参考までに、表参道にあるルーマニア料理店ダリアのサルマーレとママリガ
チョルバ・デ・ブルタ(モツのサワークリームスープ)
スープアート?模様が綺麗でしょう。やっぱプロの仕事は違うw
おわり。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?