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サントラ好き

一時期、歌詞を聞く音楽に疲れて離れていた。
そのときによく聴いたのが映画のサントラ。
サントラは叙情的な歌詞の世界を介さず、その映画の世界観へダイレクトに誘ってくれる。

クラシックが映画音楽として使われることがあるが、フィットするとこの映画のため百年前に作曲されたのかと思うほど。「ツァラトゥストラはかく語りき」を聴けば2001年宇宙の旅の冒頭が、「ワルキューレの騎行」を聴けば地獄の黙示録のヘリが目に浮かぶ。

2001年宇宙の旅(冒頭)

地獄の黙示録(ヘリのシーン)


映画音楽として作曲された後、オーケストラで演奏される等、それだけで存在感を発揮する曲もある。そんな映画音楽の作曲家の一人がラロ・シフリン。ミッション•インポシブル(元々はテレビドラマ スパイ大作戦のテーマ)、ダーティーハリー、燃えよドラゴン、ジョーズ等の音楽を手がけた。クラシック同様、好んで聴く。

ミッション•インポシブルのテーマ(オーケストラ)

燃えよドラゴンのテーマ(オーケストラ)

ジョーズのテーマ(オーケストラ)


サントラを聴きながら、自分を宇宙飛行士やスパイやカンフーマスターに自己洗脳しておいて外に出ると、同じ風景でも違って見えてくるので楽しい。

一首詠みます。

革ジャン羽織り 耳にサントラ 目に紅葉
スパイのデジタルデトックスかな


(おまけ)布袋寅泰のミッション・インポシブルが強烈にカッコよかったので。



【企画概要】



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