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新年の訓示

昨日、新年の訓示をたれる仕事をした。

トップからの新年の訓示。大抵の人は退屈で嫌いだと思うが、私にとっては結構重要な位置づけの仕事。

社長は、スポーツでいえば監督のようなポジションだが、監督の位置づけは競技によって違う。

野球やアメフトでは、モーションごとに監督からの指示が出る。「ここで走れ」「ここは一球はずせ」。ベンチでも選手と密なコミュニケーションがとれる。

サッカーでは、チーム全体に方向づけするのはハーフタイムのみ。しかし、「もっとあがれ」とベンチから大声で叫んだり、プレーストップ中に近くにいる選手に指示したりはできる。

これがラグビーになると、監督はベンチにさえいない。ハーフタイムを除いてはスタンドから試合の行方を見守るだけだ。ラグビーは自主性を重んじるスポーツ。いったん試合が始まれば、選手たちが自ら考え、行動する。

私が目指すのはラグビー型。オンプレーではキャプテン(役員)中心に自分らで意思決定してやってくれ。私は観客席から戦局を分析し、ハーフタイムで軌道修正する。高い方針精度、自立型組織、適材適所が私のマネジメントの要だ。

ハーフタイムのスパンは現状では1ヶ月。プレー中の1ヶ月間は、少々やり方がまずかろうと、ミスがあろうと、グッと目をつぶって我慢する。だからこそ、訓示等を通じて考えを伝える機会はとても重要だ。3ヶ月スパンでも試合に勝てるようにするのが私の目標である。

昨日は年初ということもあり、いつもより熱を入れて話をした。いよいよ2022年の試合開始。これで2月の月例会議までは観客席だ。

今日は(よしもとの)なんばグランド花月の観客席が取れた。スチコの回だ。






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