見出し画像

【ややネタ】メンタルゲームを株取引に導入する③無意識的有能具体例

無意識的有能レベルまで落とし込んでいたら以下の様になります
・チャートがいい
→過去チャートが良かったものを買ってどうなったか思い出す
・他の人が上がりそうだと言っている
→そいつの言う事は正しいのか疑問を持つ
・適当な材料がある
→材料投資で失敗した例はないのか疑問を持つ
といった具合に思いとどまらせる事ができます


具体例

では現実に起こった例を挙げてみます
以下は伊勢化学工業のチャートです

後から見ると「なんか知らないけどあったんだろうな」くらいしか考えられませんがこうなったのには経緯があります


ヨウ素

まず6月上旬にヨウ素がなんかいいらしいぞと話題になります
どこからその話題が出たのかはわかりませんが、ネットを介し加速度的に広まることになります
しかしこの時はまだ閉ざされた環境での話です
5月までのチャートを見るといい感じに上がっていて買いたくなりますよね
何せ伊勢化学は日本一のヨウ素企業
さらにいうと世界でもヨウ素が取れるのは日本とチリくらい
つまり実質世界でも有数の企業
そして話題のペロブスカイト(太陽光発電)に必要な材料
これは上がる予感しかない


急騰

そして6月中旬爆上げします
この時はTwitterで呟くインフルエンサーが増え、儲かるとイナゴが我先に買い出す始末
国策に関連するというのも煽り材料として優秀でした
有名な人が言うなら買うしかねえええええ!!!
という心の声がチャートから伝わってきます


そして伝説へ

そして6月下旬、謎の暴落
まあインフルエンサーが利確したんでしょう
値嵩株なので一度掴んだイナゴは本能(感情)が働いて逃げられない
追い打ちをかけるように伊勢化学からペロブスに使う量は微量という内容のIRが発行。スト安
もう6月上旬に買ってても損。オワオワリ



こんなこともあるのですよね
チャート、インフルエンサー、材料で買ってどうだったかを思い出してください
それでよかったならどういう条件下で成功したのかを分析しながら続けましょう
負けてたら悟りましょう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?