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225先物 エリオット波動分析No.758&与太話(08/16-19:56)

 「家に帰るまでが遠足」とのお言葉、誰もが小学生の時に一度は先生から耳にしたもの。相場をやると、この意味がつくづく身に染みます。幾ら「イイとこで買った(売った)」としても、手仕舞いをして(家に着いて)初めてトレードは完了しますね。

 「何か、いい銘柄、ない?」はディーラー時分の常套句、ある意味、挨拶代わりの決まり文句でしたが、次の日、同じ銘柄をやったのに儲かった人、ヤラレた人がいる事実。これは「上手い、下手」という簡単な表現よりは、実際は「運」に左右される部分が大きいですが(笑)、何れにしても同じ銘柄を捕まえても、結果は大きく異なります。それは不思議な事に、仮に「入口」が同じでも結果は違うと来るから厄介ですね・・・本当に。

 先物は皆、同じ銘柄をやっている事になりますから、個別銘柄以上に「同じ入り口」となる事は恐らく、たくさんあるはず・・・なだけに、むしろ家に帰る「帰路」こそ重要と言えるかも知れませんね。一番安い価格を買うよりも、一番高い価格を売るよりも、ちゃぁ~んと無事に家に帰る事が大事。

 この「家に帰る」という事は、何もベストの利食いを指しているのではなくて、純然に家に帰るという事。しかしこれが時に、帰りたくなくなる時があるんですよねー、実際は(笑)。本当の遠足でも途中から空模様がおかしな事になって、途中からバスが引き返す遠足もあるわけで・・・その車中の騒ぎといったら(笑)。

 「あ~、詰まんない遠足だったぁ~」としながらもその帰り道、家の近くまで来たことろで、ふとお金を拾う事だってアル・カポネ。いわゆる「投げ当たり・踏み当たり」、得した気分になるものです(笑)。これを素直に帰路につかずに、「先生~~、遠足、いぎだがっだぁ~」とバスを降りずにグズッていると・・・無人の車庫まで連れてかれちゃいますから、これが怖い事になっちゃいます(笑)。

 本当は・・・行く遠足の全てが「良き思い出」となるのが理想ですが、昨日・今日のような動きをされたら、そりゃ、もう、ブルーインパルス張りの曲芸でもしないとなかなかそうも行きません?。
 結果、楽しい遠足でも辛い遠足でも何れにしても、家に帰ら(れ)ないと遠足は終わりませんから、家に帰る事が大事というお話(笑)。
 ちなみに・・・相場でいうトコロの「遠足」は、小学校時代のように半年に一回ではなくて、行こうと思えば何時でも何回でも行けますから(笑)。

Outlook・・・8月10日27,710円以来の仮想3波、あるいは仮想ⅲ波は引き続き、継続中と考える。
注目日・・・8月19日、22日、26日、29日

 今後の展開について、8月2日27,510円以降にて、連続する5つの波による上昇が示現した後は要注意(既述)。

 ★さて目先、上でも下でもお好きにどうぞといった自由形選手権と考えます。28,900円は強くかつ重要なレジスタンス、超える事は28,960円~980円トライを暗示。ただしこのバンドは、急反落の可能性を同居する強いレジスタンス(シナリオ.1)と考えます。

 ★それでもこの上限を超えると29,000円~020円が強く働き得るレジスタンス、なお上限アップは29,120円~130円トライを念頭(シナリオ.2)。

 ★その反面で28,900円を超える事無く28,790円~770円を割り込むと、それは650円~630円、あるいは590円~580円を試す暗示と考えます。
 ※ただしこの下落が示現するならば、それは仮想4波完了を期待できる事から、向かうスタンスはロスを決めた上で強気が有効と、個人的にはそう考えます。

 ★ワタクシ個人的には・・・ココから前提では28,980円ロスにて960円、売れたら売るよに一票入れて、現行レンジはひとまず日和見主義全開ですか(笑)。

(長浜-株式寅さん)

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