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NY-Dow エリオット波動分析No.743(07/31-12:45)

 台湾の有事は日本の有事・・・これは故安倍氏の言葉ではありますが、この言葉はお隣の国、中国を酷く怒らせました。この言葉の後ろ側には誰が居て、誰に言わされていたのか?なんて考え方もあるかも知れませんね。勿論、「言え!」とされて言ったわけではないでしょうが、この言葉が自然と出てくる空気感の後ろ側。

 ここにきてトランプ氏、ホワイトハウスの奪還を声高々としているようですが、仮にバイデン氏とトランプ氏の大統領選が実現して、本当にトランプ氏が大統領に就任したら・・・「アメリカ・ファースト」を宣言した時代では「大きな戦争」が起きていない、表面的には「平和の時」でしたが、今は少し、当時とは情勢が違います。

 オバマ大統領時代に提唱された「リバランス政策(5月31日No.689参照)」、「世界の警察はやめましたケド、何か?」が着実に進んでいる昨今のアメリカですが、次がトランプ氏となったら・・・それを更に加速させるかも知れませんね。

 「そんなに出てけ!出てけ!ゆーならさ、沖縄から米軍基地、撤退しても別に構わないよ」くらいのブラフはアル・カポネ?安倍氏を失った今のニッポン政府ではその時、誰がお相手するか。「いや、思いやり予算、倍増しますから、ココは一つ」なんて事にならなければイイですが・・・いや、与太話(笑)。

 NY-Dowについて、7月20日No.734にて「分水嶺」とした$32,417~498のバンドを決定的に上抜いてきた事でまずは現時点、(1)波完了~(2)波進行中と考えます。

 原則としてa波~c波により構築されるこのステージは現在、そのc波によるリバウンドが進行中と考えます。

 ★目先の展開では$32,942クリティカル、ブレイクアップで$33,227~28,$33,302~03円を試すと考えます。

 ★その反面で$32,910を高値に調整時、$32,455からテクニカル的なサポート。仮に$32,219を割り込むと、再度の上昇を予見しながらも$31,719~18程度を試す調整を許容(シナリオ.2)。

 ★今後は暫くの間、その「戻り方」を見極める局面と考えます。

(長浜-株式寅さん)

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