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クラロワリーグ | CRL East | 2020-Fall | レギュラーシーズン個人タイトルの行方

「クラッシュ・ロワイヤル」の公式eスポーツリーグ「クラロワリーグ イースト 2020 Fall」は、2020年10月9日(金)~11日(日)のWeek9でレギュラーシーズンが終了する。

クラロワリーグはチーム戦であり、リーグはこれまで個人表彰にあまり重きを置いてこなかったが、今季はこれまでで初めて「レギュラーシーズンで活躍した選手・監督に与えられる5つの賞」が事前に発表された。

その5部門はこちら。

レギュラーシーズン MVP 
レギュラーシーズン Best solo player
レギュラーシーズン Best 2v2 duo
レギュラーシーズン Best rookie
レギュラーシーズン Best coach

チーム戦であっても個人タイトルを明確にするのはゲーム競技がeスポーツを標榜するうえでとても大事なことだし、ファンとしてもこの動きは歓迎したい。そこで、最終週の各タイトル争いの行方を整理し、注目すべき選手にスポットライトを当てる記事を用意することにした。

栄えある5つの賞は誰の手に?


0.最終週直前Week8までの個人成績

▽ゲーム勝率(G+%)

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まずは先週Week8までの「CRL East 2020 Fall」個人成績ランキング(ゲーム勝率:G+%)。筆者のTwitterや各種記事などで使っているお馴染みの表だ。

これをベースに各部門のタイトル争いをチェックしていこう。


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1.レギュラーシーズン Best solo player

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1つめの個人タイトルは「Best solo player」。1v1とKOHを合わせた部門だ。

「CRL East 2020 Fall」の1v1+KOHでは、勝ち数(G+)、勝率(G+%)ともにPNS Mugiがトップ。これはファンの認識とも一致していることだろう。

対抗馬になりそうなのは、勝率が高いKIX Light、Nova Lciop、チームメイトのKK、Nova CRS辺りだろうか。

残り試合数的に(KIX:3、Nova:1、PNS:2)、KIX Lightが大爆発した場合、Mugiを脅かす存在になるかもしれない。


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2.レギュラーシーズン Best 2v2 duo

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2つめの個人タイトルは「Best 2v2 duo」。2v2の最強ペアを選ぶ部門だ。

「CRL East 2020 Fall」2v2における積み上げ数字では、セット(S+)で3ペアが並んでいる。ゲーム(G+)でW.EDGM Soloman & Higherペアが1つリードし、勝率(G+%)ではPNS RAD & ライキジョーンズペアが優勢な状況。

しかし注目すべきは、Nova Lciop & Aukペア。試合数こそ上記3ペアより少ないが、Set:5-0(100%)、Game:10-1(90.9%)という勝率は圧巻・・・。残りの1試合でも彼らNovaペアが勝利した場合、積み上げ数字では及ばなくても彼らが戴冠する可能性は低くない。


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3.レギュラーシーズン Best rookie

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3つめの個人タイトルは「Best rookie」。
(※10/7追記。Radishは新人じゃないよとのご指摘を受け、表を修正)

今季「CRL East 2020 Fall」は本当に新人選手の活躍が目立った。通常のシーズンなら新人王を平気で獲得できる選手がごろごろしていることが、この表からもお分かりいただけると思う。

タイトル争いとしては、質(勝率)ではPNS Mugi、量(勝ち数)ではKIX Lightが有力か。KIXは最終週に最多の3試合を残すので、もっと数字が良くなる可能性も、逆に悪くなる可能性も両方ともある。

しかし、KOH3タテ3度のFAV Hajimeですら分が悪いとか・・・。新人が豊作すぎるにもほどがあるというものだ。


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4.レギュラーシーズン Best coach

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4つめの個人タイトルは「Best coach」。

選考基準が不明だが、思いつくのは、①成績基準(優勝チームの監督)、②敢闘賞(難しいチームをよく率いた)あたりだろうか。

①成績基準なら、「CRL East 2020 Fall」R.S.1位チームのPNS FUCHIが濃厚。

②敢闘賞ということになれば、リモートでの難しいシーズンに多国籍チームをまとめた観点で、KIX MaluntinやTTG Granzortらが候補に挙がる。


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5.レギュラーシーズン MVP 

▽ゲーム勝率(G+%)

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▽セット獲得数(S+)

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さいご、5つめの個人タイトルは「レギュラーシーズン MVP」。

この部門も選考基準の予測がつかない。どの評価指標を使うかで選ばれる選手が変わってきそうだ。今回は、①質、②量、③1位チームの中から、④印象度、の4つの切り口で考えてみたい。

①質:ゲーム勝率
総合ゲーム勝率(G+%)トップで突出しているPNS Mugiが有力だ。ただ、勝率という指標は最終週の2試合の結果次第で大きく上下しうる数字でもあるため、安泰とまでは言えない。

②量:セット勝利数
チームのセット獲得にどれだけ貢献したかという量的な基準で言えば、TLN Line、W.EDGM Higher、Nova Lciop、KIX Lightらがノミネートされる。2v2・KOH・1v1を問わずにチームを引っ張り続けてきた貢献度は高い。

③1位チームの中から
プロスポーツで見られる”MVPは1位チームの中で最も活躍した選手を”という方針で選ぶなら、PONOSの6人に候補は絞られることになる。2v2のRAD & ライキジョーンズか、1v1・KOHのMugiか、という選択になるだろう。

④印象度
数字で選んだ①から③とは異なり、”インパクト”だったり”存在感”だったりの印象度でMVPを選ぶやり方もなくはないと思う。このやり方で選ぶとすれば、「CRL East 2020 Fall」のシーズンを通して”話題の中心”にあり続けたPNS Mugiの一択になるのでないだろうか。

順位やプレイオフ進出をかけたチームの闘いがメインの最終週だけれど、個人タイトルの行方もセットで注目することで、選手の緊張や葛藤や歓喜を共有しやすくなるのではないかと思う。

今週末の金・土・日。お見逃しなく!


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+ レギュラーシーズン最終週Week9の試合予定

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+ 放送予定/YouTube Live

▽10月9日(金)18:00 JST

▽10月10日(土)18:00 JST

▽10月11日(日)18:00 JST


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+ リーグ情報/League Information

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