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クラロワ | バランス調整の最終版(Season 62) 2024-08

フィードバックを受けて、あのカードとあのカードが追加されました!

おつかれさまです。kabutomです。

今回のnoteは、『クラッシュ・ロワイヤル』(クラロワ)のバランス調整速報です。8月バランス調整【最終版】の内容を世界最速でお伝えします!
(情報解禁日時:2024年7月31日 24:00 JST。最終版の開発ビルドは提供されていないので新規の実機映像はありません)

クリエイターコード【kabutom】
※この記事は、秘密保持契約(NDA)を交わした公式クリエイター
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バランス調整(2024年8月)の流れ

  • 7月24日 バランス調整暫定版の発表

  • 7月24日~ フィードバック期間

  • 7月31日 バランス調整最終版の発表

  • 8月5日(月) シーズン62開幕

  • 8月6日(火) バランス調整の実施

前回のバランス調整から2カ月連続の実施にはなりますが、いちおう前回は大型アップデート後の緊急修正という位置づけでした。定期バランス調整としては5月ぶりになります。

次回の定期バランス調整時期は未発表ですが、おそらく2か月後の10月シーズンになるはずです。


バランス調整(2024年8月)の暫定版

今回のバランス調整【最終版】は、この11枚に決まりました。内訳は、下方修正4枚、上方修正6枚、リワーク1枚です。

  1. 矢の雨▼

  2. 60式ムート△

  3. エレクトロウィザード△

  4. ゴブリンマシン△

  5. ハンター△

  6. アイスウィザード△

  7. ボイド△▼

  8. スケルトンドラゴン▼

  9. 限界突破ゴブリンドリル▼

  10. 限界突破ウィザード▼

  11. ウィザード△

ここ数回の緊急調整がナーフ中心だったので、今回は意図してバフが多めになってます。


【暫定版】→【最終版】での変更点

【暫定版】→【最終版】で変更されたのは、次の5点です。

  • 限界突破ゴブリンドリルのナーフを追加

  • 限界突破ウィザードのナーフを追加

  • ウィザードにバフを追加

  • ハンターのHPをさらに2%増加

  • スケルトンドラゴンのナーフを追加(バグ修正)

進化ウィズ進化ドリルに関しては筆者の観測範囲内でも「なぜ下方修正されないんだ」というコメントが多く寄せられていましたし、妥当な人選かなと思います。

それでは、調整内容を1枚ずつ見ていきましょう!(※以下、暫定版から変更のなかったカードについては基本的に前回記事と同内容です)


1. 矢の雨▼

  • 矢の雨

    • タワーへのダメージ:111→93(-16%)

人気呪文の矢の雨にナーフが来ます。タワーダメージのみ16%減は一見地味な調整ですが、チリも積もればのミリ単位の世界で勝負している上位勢には地味ではない影響がありそう。

【参考】呪文別タワーダメージ

  • 16 ボイド(5+)

  • 24 ボイド(2-4)

  • 30 ゴブリンの呪い

  • 35 フリーズ

  • 48 ボイド(1)

  • 54 巨大雪玉

  • 58 ザップ、レイジ、トルネード、ローリングウッド

  • 93 矢の雨 【new】

  • 111 矢の雨 【old】

  • 116 限界突破ザップ

  • 162 アースクエイク

  • 184 ポイズン

  • 207 ファイアボール

  • 317 ライトニング

  • 371 ロケット


2. 60式ムート△

  • 60式ムート

    • 第1形態の攻撃速度:1→0.9秒(-10%)

長いこと使用率が低迷しているムートにテコ入れが入ります。第1形態の攻撃速度が0.1秒早くなって、第2形態の大砲と同じになります。これは第1形態の攻撃速度としては過去最速。覚えやすいし強い!

【参考】60式ムートの攻撃速度の調整歴史

  • 2018年11月 1.2秒→1.3秒

  • 2019年2月 1.3秒→1.2秒

  • 2019年7月 1.2秒→1.0秒

  • 2024年8月 1.0秒→0.9秒 【new】※過去最速


3. エレクトロウィザード△

8月調整の暫定版では、エレウィズ・アイスウィズ・ハンターといった3枚の遠距離・範囲攻撃系カードが上方修正候補に挙がっています。おそらくは進化ウィズ一強人気への対策なのでしょう。

  • エレクトロウィザード

    • 召喚ダメージ半径:2.5→3(+20%)

エレウィズは、召喚時のザップ効果の半径が0.5広くなります。呪文で言えば、2.5はザップや雪玉の半径で、3.0はレイジや呪いの半径に相当します。これは自陣防衛での使い勝手が良くなりそうですね!

【参考】呪文の効果半径

  • 2.0 ロケット

  • 2.5 ザップ、巨大雪玉、ファイアボール、ボイド、(エレクトロウィザード【old】)

  • 3.0 ロイヤルデリバリー、レイジ、ゴブリンの呪い、フリーズ、(エレクトロウィザード【new】

  • 3.5 アースクエイク、ポイズン

  • 4.0 スケルトンラッシュ

  • 5.5 トルネード


4. ゴブリンマシン△

  • ゴブリンマシン

    • ロケットの攻撃速度:4→3.5秒(-13%)

7月バランス調整の下方修正が効きすぎて、一番人気のカードから誰も使わないカードへと極端から極端に振れてしまったマシンに「やりすぎちゃってごめんね」的な上方修正です。

ロケットの攻撃速度が0.5秒早くなることで、6月19日の緊急修正3点セットのうち1つが元通りになります。

個人的にはまだ足りない気もしますが、どうなんでしょう?


5. ハンター△※

  • ハンター

    • HP:838→868(+4%)

    • HP:838→884(+6%)

ハンターのウリは、敵を引き付けて全弾命中させるとえげつないDPSを叩き出せることですが、反面攻撃速度は遅く設定されています。そのため見せ場をつくれず近距離キャラにやられてしまうケースが間々ある訳ですが、これはよくないねということでHPが6%増されます。暫定版から+2%増強!

HP:838→884(+6%)で、ハンターが倒されるのに必要な攻撃回数が変わる相互関係

  • 3回→4回:ウィザード

  • 4回→5回:60式ムート、マスケット銃士、エレクトロウィザード

  • 5回→6回:ホバリング砲、プリンセス

  • 6回→7回:吹き矢ゴブリン

  • 7回→8回:-

  • 8回→9回:アーチャー、プリンセスタワー


6. アイスウィザード△

  • アイスウィザード

    • 範囲攻撃の半径:1→1.5(+50%)

”範囲攻撃の半径”(Attack Splash Radius)はあまり耳慣れない単語かと思いますが、アイスウィズで言えば氷をプシャーッと敵にぶつけるときのプシャーッの効果半径のことです。射程とは別の指標であります。

ゲーム内のカード情報にない項目なので具体的な数値が分からないのですが、海外のWikiによれば、半径1.0はネクロマンサーと同等、半径1.5はボンバーやウィズと同等です。

遅延効果が乗ったアイスウィズの範囲攻撃がウィズ並みの広さになるって、これ、かなりの強化じゃないですか?!

【参考】範囲攻撃の半径(Splash Radius)

  • 0.8 スケルトンドラゴン

  • 1.0 ネクロマンサー、アイスウィザード【old】

  • 1.2 ベビードラゴン

  • 1.5 ボンバー、ウィザード、アイスウィザード【new】

  • 1.8 スパーキー

  • 2.0 プリンセス


7. ボイド△▼

  • ボイド

    • ダメージ(ターゲット1体):544→472(-13%)

    • ダメージ(ターゲット2体~4体):160→160

    • ダメージ(ターゲット5体以上):48→76(+58%)

2024年5月の登場以来、環境を騒がせ続けているボイドの根幹にリワークが検討されています。最大火力(ターゲット1体時)を弱めに、最小火力(ターゲット5体以上時)を強めに。ツンツン尖りまくった現行型のトゲを抜いて更生させるかのごときリワークです。


①「ダメージ(ターゲット1体):544→472(-13%)」で何が変わる?

ざっくり言えば、これらのカードとの相互関係が変わります。

  • 巨大クロスボウ、スパーキー:3回当てても倒せなくなる

  • フェニックス:3回当てても卵が残る

  • エリクサーポンプ、アーチャークイーン、ライトニングドラゴン:これまで2回で倒せたが3回必要になる

  • マジックアーチャー、マザーネクロマンサー:これまで1回で倒せたが2回必要になる

ボイドがエリクサー有利なことに変わりありませんが、これまでほど圧倒的な差ではなくなります。


②「ダメージ(ターゲット5体以上):48→76(+58%)」で何が変わる?

小物や群れ系をろくに倒せないのがボイドの弱点でしたが、ほぼそれが解消されます。雪玉ザップほどの即効性はないものの、3発合計のダメージでは上回ることになりますから。

  • 115 フリーズ

  • 144 ボイド(5+)【old】

  • 150 ゴブリンの呪い

  • 168 トルネード

  • 179 巨大雪玉

  • 192 ザップ、レイジ

  • 228 ボイド(5+)【new】

  • 241 ローリングバーバリアン

トータルで見て、このリワークが強化寄りなのか弱体化寄りなのかは評価が難しいです。用途によっては弱体化であり、用途によっては強化…?


8. スケルトンドラゴン▼※

  • スケルトンドラゴン

    • HP:563→560(-0.5%)※バグ対応

下方修正が目的というより、スケルトンドラゴンウィザードの相互作用にバグがあったための措置になります。具体的に言えば、Lv15のときはウィザードの攻撃2回で倒せるのに、Lv11のときは3回必要になっていました。


9. 限界突破ゴブリンドリル▼※

  • 限界突破ゴブリンドリル(※最終版で追加)

    • 2度目の潜伏時出現:1→0

進化ドリルのサイクルデッキが人気ということで、ほかの主軸も使われるようにするため若干のナーフを。これで合計ゴブリン数も-1になります。


10. 限界突破ウィザード▼※

  • 限界突破ウィザード(※最終版で追加)

    • シールドHP:296→190(-36%)

進化ウィズは呪文に強く、防衛で大活躍していました。今回のナーフで小型呪文(ウッドザップなど)でシールドを剥がせるようになります。

  • 179 巨大雪玉

  • 190 限界突破ウィザードのシールド【new】

  • 192 ザップ、レイジ

  • 241 ローリングバーバリアン

  • 246 アースクエイク

  • 290 ローリングウッド

  • 296 限界突破ウィザードのシールド【old】

  • 366 矢の雨


11. ウィザード△※

  • ウィザード(※最終版で追加)

    • HP:720→754(+5%)

進化ウィズのシールドHP減とセットで行なわれることになったのが、通常ウィズHP5%増です。これはもちろん進化ウィズのHPにも適用されます。これで何が変わるかというと、ポイズンでは倒せなくなります。

  • 689 ファイアボール

  • 720 ウィザード・限界突破ウィザード【old】

  • 728 ポイズン

  • 754 ウィザード・限界突破ウィザード【new】

  • 944 ボイド(1体x2回)

  • 1056 ライトニング

プラスとマイナスで進化ウィズが結局どちらに転ぶのか、読めませんねー。ちょっと物議をかもしそう……


まとめ

今回のまとめです。

  • 8月の定期バランス調整【最終版】は計11枚。内訳は、下方修正▼4枚、上方修正△6枚、リワーク1枚

  • アイスウィズ・エレウィズ・ハンターの強化によって、進化ウィズ人気が分散するかに注目。ボイドの使用感もけっこう変わりそう!

  • 【暫定版】からは、進化ドリルや進化ウィズの変更が追加!

  • 実施日は新シーズン開始の翌日、8月6日(火)

新環境で暴れるのはどんなカードとどんなデッキになるんでしょう。みなさんはどう予想しますか?

以上、バランス調整速報でした!■


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