【レビュー】年間240万円の配当金が入ってくる究極の株式投資から学ぶ、銘柄選定術と増配率の考え方とは？

さて、読書感想文の時間です。
ネタバレが多いかもしれませんが、今後この書籍を見直すときに、そういえばこんな内容だったなあ、と一目でわかるように、知りたかったところを中心にまとめています。

書籍はどこかに売っちゃった。。というオチではありません。

書籍から学んだこと

特に、銘柄選定の方法についてまとめています。

1. 利益を出す企業を選ぶ:

   • 長期的に配当を出し続けることができる企業を選ぶことが重要です。新NISAを活用して非課税枠を最大限に活用することで、投資効果を高めましょう。

2. 安定した企業を選ぶ:

   • 「稼ぐチカラ」が安定していて実績のある企業を選ぶことがポイントです。不測の事態（経済危機、自然災害など）にも耐えうる企業を選ぶことが大切です。

3. 成長エンジンのある企業:

   • 配当を継続している企業だけでなく、将来的な成長が見込める企業も選ぶべきです。長期的な視点での投資を心掛けましょう。

4. 持続的なサービスを提供する企業:

   • 銀行、通信、車、交通など、日常生活に欠かせないサービスを提供する企業は安定感があります。日常生活に密着した企業を選ぶことが重要です。

特に4番の持続的なサービスを提供する企業さん。
ここを常日頃から押さえておきたいところです。

流行りに乗っかるのではなく、今後も必要とされる企業。
バフェットにも通ずるところですね。

次に気になったのは、配当に関して。
単純な現在の配当は何パーセントか？という考えではなく、配当増加率、すなわち増配率にスポットを当てています。

具体的な銘柄として、三菱UFJと三菱HCキャピタルを例に挙げ、その増配率について詳しく解説します。

三菱UFJ

• 増配率の推移: 本によると、三菱UFJは2014年から2024年までの10年間で年平均増配率が8%に達しています。この期間中には、増配をしていない年もいくつかありましたが、全体的に見て安定した増配が続いているそうです。

• 具体的な増配の例: 2014年から2024年までの配当金の推移を見ると、右肩上がりに増加しています。2025年3月期の予想配当は50円となっており、収録時点の株価で見ると、配当利回りは3.14%とのことです。

• 増配率のメリット: 年平均増配率が8%であることから、72の法則に基づけば10年以内に配当が2倍になることが予想されます。これは、長期投資において非常に有利な条件です。

三菱HCキャピタル

• 増配率の推移: 三菱HCキャピタルは過去10年間で年平均増配率が16%に達しています。この銘柄は特に高い増配率を誇り、株主にとって非常に魅力的な投資先とされています。

• 具体的な増配の例: 10年前の配当金は25円だったのが、現在は40円まで増加しています。この10年間で配当金は4.6倍に成長しており、年平均増配率16%を維持しています。

• 増配率のメリット: 年平均増配率が16%であれば、72の法則に基づくと4.5年で配当が2倍になります。これは、短期間で配当収入を大幅に増やすことができることを意味します。

増配率の重要性とその影響

• 投資額の削減: 増配率が高い銘柄に投資することで、初期投資額を大幅に削減できます。例えば、年間配当240万円を目指す場合、通常は資産が6000万から8000万円必要ですが、増配株を利用すれば必要な投資額は3000万から4000万円に減少します。

• 長期的な安定収入: 高い増配率を持つ銘柄に投資することで、時間をかけて安定した配当収入を得ることができます。増配株は、長期的な資産形成と安定した収入を目指す投資家にとって理想的な選択肢です。

増配率まとめ

三菱UFJと三菱HCキャピタルのような高い増配率を誇る銘柄は、長期投資において非常に魅力的です。この本を読んで、新NISAを活用することで、非課税枠を最大限に活用しながら、増配株に投資し、安定した配当収入を目指すことができることを学びました。増配率に注目し、賢く投資を進めていきたいですね。お金があれば。笑

その他2024年時点での推奨銘柄

三井住友フィナンシャルグループ
三菱商事
伊藤忠商事
NTT
KDDI
沖縄セルラー
東京海上ホールディングス
トヨタ自動車
ヤマハ発動機
アサヒグループホールディングス
キリンホールディングス
JT
ブリジストン
大和ハウス工業
積水ハウス
京セラ
信越化学工業
日東電工
オリックス
三菱HCキャピタル
ヒューリック

楽天証券のお気に入りにカテゴリ分けしていれておきましょう。
忘れたころにまた見てみると面白いですよ。

以上、読書感想文でした。