日経平均 etf

日経平均株価とは、東証１部上場銘柄の中から市場流動性が高い（つまり出来高が多い）銘柄を忠臣に日本経済新聞社が選定した225銘柄の株価を平均した指数のことです。

etfとは上場投資信託のことで、それぞれのテーマに応じて指数を採用し、その指数に変動するように価格が変動する仕様にんっています。つまり日経平均etfは、日経平均株価を指数に価格変動する上場投資信託ということになります。

個別銘柄の株式を投資対象にすると同じ業種の動向や、それぞれの企業の業績による影響を強く受け、儲けるチャンスがある反面、大損を被るリスクも存在しています。

このように価格変動のゆれ幅のことをリスクと言うわけですが、リスクが高いと言うのは必ずしも損をするというだけではありませんが、意想外の評価損を抱える可能性があると言う事実は常に念頭におく必要があります。

あまりリスクを抱え込むのは怖い、個別銘柄に投資するのは難しい、このようなニーズに対応できるのが日経平均etfになります。ファーストリテーリングやファナック・東京エレクトロンのように、株価が高額で単位株では購入することが難しい銘柄でも分散投資の対象にできるのは大きなメリットです。

ただし日経平均株価を指数にしているので、株式市場が下げトレンドの時には当然価格も下ることになります。この点は個別銘柄であれば、業績が好調である限りマーケットの動向に関係なくプラス方向に動くといった醍醐味を味わえないのはデメリットといえるかもしれません。