【ボカロ考察】サッドガール・セックスの歌詞を考察してみた!/ユレ弧歌詞考察/いよわについて
こんにちは、かぶらやです。記念すべき二本目の記事は、DECO*27さんの新曲、『サッドガール・セックス』の歌詞考察になります!
ほかにも二つ、「『ユレ弧/原口沙輔』の歌詞考察」、「いよわ氏について」の記事もあるので、まとめて読んでみてください!
『ユレ弧/原口沙輔』の歌詞に隠された意味とは?
『ユレ弧』は、2024年6月2日に原口沙輔さんが発表した楽曲です。使用合成音声は、カゼヒキβ, ゲキヤクβ, 重音テトの三人です。ダークなMVと、ベースサウンドが癖になる楽曲です!
それでは、歌詞考察に移ります。
歌詞
交互の甲というのは、交互の好、つまり相互いいねのことを指します。相互いいねとは、この文脈では、ボカロPが身内のボカロPの楽曲にいいねしていいね稼ぎ、さらに、再生回数を増やすために何度も楽曲を再生することを指しています。
ボカコレでは、一部のボカロPらがそのような行為によって再生数やコメント数、マイリスト数をかさ上げしていました。原口沙輔は、そのような対象を批判していたのです。
工業投稿とは、ビジネスとしての楽曲投稿を指しています。工業とはつまり、生産供給体制を高速化し、単純なフォーマットで曲を量産している、そのようなボカロPを批判しています。
また、官能的形状とは、楽曲のサムネイルが少女イラストの顔面がアップになっていたり、胸部などの性的な要素で再生数を稼ぐボカロPのことを指します。
具体的に言えば、
つまり、この曲の歌詞の意味は、相互リスインで数字回したり、宣伝しあうなれ合いや、商業音楽への批判です。
舐めんなよ。
サッドガールズ・セックス/DECO*27の歌詞に秘められた本当の意味とは?
タイトルに、「セックス」という言葉が含まれていたことで、ウブな人たちの集まりである、Twitterのボカロ界隈で話題になりましたね。
歌詞
薄く歌詞考察しますと、振られた女(ミク)が、まだ彼への思いを忘れられず、ほかの男と寝てもやっぱり彼が好き、みたいなゴミ曲です。
本当の意味なんてありません。本当に意味のない歌詞なので。
それでは、本題である、DECO*27の創作者としての態度と戦術について解説していきます。
DECO*27の基本戦術は、時代が欲しがっている言葉を、時代にあった形で届ける、というところにあります。
特に2021年の『ヴァンパイア』以降はその性質が強く、時事的なワードや、消費トレンドを取り入れて、人気を獲得しています。
この戦術の欠点が一つ、「絶対にブームの先端を走れない」ことです。
あくまでも、流行りに便乗する、という商売ですから、永遠に二番手、無冠の王者の性質が強い。
サッドガール・セックスも、タイトルに皆が過剰反応しているだけで、やっていることはいつも通りです。
例えば、
○○ガチャ概念(親ガチャ、教師ガチャ、上司ガチャetc.)。
はっきり言って、視聴者に媚びすぎていてダサすぎる。「検討を加速する」なんて言葉、完全にブームは過ぎ去っているので、今回はお得意のメタ読みさえミスったのかな?と思います。
また、『サッドガール・セックス』は、病み系の歌詞(OD、リスカ、自殺等の暴力表現はなし)で構成されていますが、それも時代遅れな感があります。
病み系ボカロと言えば、MARETU、かいりきベア、なきそ、syudou、柊キライなどがいましたが、彼らの最近の楽曲は軒並み再生数を落としています。
つまり、
病みブームは終わった。
(あとDECO*27が健康的なポップスを書くのに向いている人間だということを付け加えておきます。「暗い本を読んで気分をダークに向かわせる」手法じゃ、良いもの書けないって。大人しくミクでおっぱい強調して数字稼いどけ。)
いよわについて
『うわがき』と『上書き』は、まったく違う作品でしたね。本人歌唱ではなかったことが救いですが、ゴリゴリのSide:Bの、しかも【3期】クラスに希望のない楽曲。
『上書き』(ピアノインストのほう)に出てきた、男性と、ワンピースを着たいよわガールズ新作、どっちがいよわでどっちが兄なんですかね?
普通に考えて、男性のほうが兄ですよね。「君は知らないよね」というセリフが、男性側の時が止まっていることを示していますから。
正直、いよわの新曲なんか聴きたくないという気持ちがあったのですが、まあファンなので。聴かざるを得ないですよね。
出せたら考察記事出します。わざわざ苦しいものを観て考察するって超苦痛なので。
以上です。
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