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「超級!!最終編1・2」の感想(ネタバレ有り)

ごきげんよう。かぶらです。
今回も前回に引き続きライブアライブ関連のお話です。
一応、私がライブアライブのどういったオタクなのかは前回の記事の冒頭を読んでいただくとわかるのですが、

端的に言うと西部編マッドの夢女子です。ご承知おきくださいませ。

去る8月7日、私のタイムラインに大変な情報が流れてきました。

近未来編のキャラクターデザインを手掛け、過去には近未来編のコミカライズ同人誌を発行、後にそれが公式漫画として出版されるという素人から見てもよくわからないことを成し遂げられた漫画家の島本和彦先生が、今年の夏コミで今度は最終編のコミカライズ同人誌を発行するという情報が。

↑はその情報を見た直後の私がうろたえる様子です。
そして次の情報が出たのが同じ日の夜でした。

↑はその情報を見た直後に更にうろたえる私の様子です。
「買いに行けばいいじゃん」という話ですが、コミケ2日目当日は正にライブアライブコンサートの当日でもあり、私は昼公演に参加予定でした。

そして、

そのわずか30分後にとらのあなで予約をぶちかましました。周辺アカウント様方から案内が出る前です。見付けてきてくれた夫マジでありがとう。
そんなこんなで、なんとか無事に入手することが出来、コンサートも心置きなく楽しめたのでした。

はい、ここまでが導入です(とても長い)。


本が届いたのは8月17日。当日は飲み会があり、夜帰宅後に酔っぱらいつつ輪をかけて上機嫌で開封すると、まずその時点でびっくり。
ぶ厚い。
1、2共に本文52ページ。合計104ページ
…………え????島本先生他にも2冊出してたよね?こわ……酔いも醒めちゃう……。
怯えつつもとにかく1回読み終えました。

……こわ……この描き込みやクオリティを同人誌で……?
プロの漫画家さんってみんな「こう」なの……??

後に(というか冷静に考えればわかるのですが)、アシスタントさんやその他多くの方々によってこちらの同人誌が出来上がっていることが判明するのですが、それはまた別のお話、というか別の取り組みにしたいと思います

その時は酔いのせいもあり冷静な判断など出来ないわたくし、ただただそのページ数と熱量、SADエンドをベースにして尚それだけでは終わらせない物語の展開、そして何より2巻最後の「最終編3に続く…」。圧倒された後の「えっ!?」という気持ちと「やっぱり収まらないよね〜!!」という気持ちがないまぜになったため息と一緒に読み終えました。

一日働いてその後飲み会をして(ちなみにこちらもとても楽しみにしていた会でした)、最後に楽しみにしていた同人誌を読んでその日の体力をぜーんぶ使い切って、大満足しながら倒れ込むように寝ました。楽しかったなあの日。

さて、しかしいくら充実した気持ちを得られたとはいえその一度だけではもったいないので、こちらの作品と改めてきちんと向き合うために感想文を書こうと再読いたしました。ここからやっと今回の核の部分です。

・1巻について
確か島本先生は昨年末の冬コミで、中世編のコミカライズもされてるんですよね。1巻の導入はその後半のダイジェストだと思っていいのかな。ていうか後で買おう中世編。
その導入からの、1巻中盤でアキラに主役のバトンが渡されるような描かれ方、そして2巻の各々のバトルへ繋がるような盛り上がり。

アツい〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!✨😀✨

でも、もうこの時点で今回メインにならなかった3人が負けてるんですよねぇ……個人的にはこのゲームの2番目の推しであるキューブちゃんがひどく破壊されて足まで吹っ飛んでるのが悲しかったなあ……(´・ω・`)

折角なのでちょっとここで島本先生の描かれるキューブちゃんの話を。
島本先生のキューブちゃん、めっっっっちゃかわいくないですか??????特におくちが。
キューブちゃんの口って、田村先生のデザイン的にもゲーム中のドット的にも、「タテ」で表現されることが多いと思うのですが、島本先生のキューブちゃんの口は「ヨコ」の半月〜楕円型に近いんですよね。だから小さく口を開けて笑ってるように見えるんですけど、OD-10を見上げるコマだと圧倒されているような、驚きや困惑の混ざった表情に見えます。かわいい……その分やっぱり悲しい。

物語の内容とは関係ないかもしれないのですが、メインで描かれる4人は「オリジナル版」、その他の3人は「リメイク版」のキャラデザインを強めに意識して描かれている印象を受けました。リメイク版の方がデザインの個性がマイルドで、ダイジェストにするとき統一感が出るからかな……?

・2巻について
バトルメインの巻です。前半、各世界のオディオの迫力、強者感、主人公たちの絶望感がすごい。あと改めて思ったのは、御出居様とブリキ大王は単純にスケールがデカいのでやっぱりバトル映えしますね……w
でも、そんな絶望を覆すのが近未来編のみんなでアキラを正気に引っ張り戻すあの見開き。やだもう泣いちゃう。
その後数ページがコミカルなのもゲーム本編の近未来編の雰囲気を感じさせてくれていいですよね……☺
そこからみんなの逆転劇、もう一山、そして続く。
え〜〜〜〜〜早く続き読みたいな〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!(>Д<)

ところでレイちゃん、そんな所にももまん入れてたの……?あんまり深く考えちゃダメなやつ……?

第3巻は多分冬コミ、ですよねえ……。ううーーん年末かあ、次回も通販にお世話になりそうですが確実に手に入れたいところです。

・そういえばマッドは?
あのですね、どうやら、前置きでリンクを貼った見本のページにしかいませんでしたね。
ガトリング銃が止まるまで、というかその前のそれぞれが追い込まれるシーンの枠外で瀕死or死んでる可能性高いっすね彼。

いいんだ……1シーンでもほぼ全身描かれてるし何よりカッコよかったから……それにこういうの他の推しでも経験あるから……w

きっかけと当初の目的(?)はともかく、ゲームのファンとして何度も読み返したくなる内容でした。
この物語がどう収束していくのか、オディオに破れてしまった3人とその世界はどうなるのか、マッドがあともう一回くらい出てくるのかこないのか、ともかく最後までぜひ見届けたいと思います。第3巻の発行がとても待ち遠しく楽しみです。

以上、長くなりましたが「超級!!最終編1・2」の感想文でした😀

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