TEA COMMUNICATION HADA

当社は静岡県富士市の製茶用の仕上げ火入れ機械を製造しています。茶一葉一葉に火入れすると…

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当社は静岡県富士市の製茶用の仕上げ火入れ機械を製造しています。茶一葉一葉に火入れするというコンセプトから、遠赤外線火入れ機「HOTー1」、その火入れしたお茶を瞬時に冷ます「COOLー1」という冷却装置を製造販売しております。おいしいお茶の火入れ方法を書いていきます。

最近の記事

火入れ機 HOT-1 開発にあたり

火入れ研究機HOT-1の開発にあたり目指したテーマは火入れの物差しを作ることでした。私達は長年製茶機械の販売とサービスを主な業務としていました。ですからもともとお茶の火入れに関してはシロウト(素人)でした。 そのシロウト集団の創り上げた火入機はとても使いやすいのです。 どうしてシロウトの創った火入機が使いやすいのでしょう。 火入機の開発にあたり私達が初めに行ったのは、できるだけ多くのお茶の販売に関わる方々に『どんな火入れが一番良いか』という意見を聞くことでした。 そ

    • 火入れの話あれこれ

      火入れは難しくない火入れといいますと、皆さんは無意識に 10kgか15kgのお茶をドラムに入れて・・・・ 火入れ温度は何度で・・・、何分くらい・・・ と思い込んでしまいますが、 お客様がお茶を飲む時、急須に入れるお茶は5gか10gでこと足りるのですから、本当は手のひらにのる少しのお茶さえ火入れすればいいわけです。 多くともお店でお茶を買っていただける50gから100gをその場で火入れできれば最高ですね。 そんなことを言っても商売ですから、ある程度まとめて火入れし

      • 碾茶(てん茶)の製造に携わる皆様へ

        近年、煎茶の消費が伸び悩んでいる状況のなか、碾茶のニーズが増え続けています。 ご存じのようにもともとお点前(茶道)用として京都、奈良では長い伝統のある碾茶製造ですが、現在は菓子、食品製造業界からの食品加工用としての碾茶需要が多く、加工用碾茶の産地としては愛知県西尾市が最も有名です。 茶園を寒冷紗で被覆する必要があり、その設備等にコストも時間もかかるため、大規模な生産拡大は出来ませんが、その希少性が安定した需要と価格を保証し、緑茶の分野では将来性の高いお茶作りだと言われて

      火入れ機 HOT-1 開発にあたり