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知的障害者に言ってはいけない言葉

よく私は、本当に知的障害あるの?健常者にしか見えない。や軽度で良かったね等と
言われたことがあります。

「知的障害なのに」話せるんだ。
「知的障害なのに」文字書けるんだ。
「知的障害なのに」「知的障害なのに」・・・
と言われる事もあります。

私は、これらの言葉はあまり好きではありません。
何故かと言うと、自分を否定されたみたいな気持ちになるからです。
確かに、軽度知的障害の場合見た目では分かりません。
普通に話していても知的障害を持っていると分からないケースが多いです。
しかし、知的障害により日常生活や社会生活において支障を来たしていることもあります。
なのであまりいい言葉とは言えないです。

また、軽度でよかったね。という言葉は違和感があります。
それは何故かと言うと、なんで軽度でよかったのか分からないからです。
確かに、他の知的障害(中等度以上)と比べ一人で出来る事は多いです。
しかし、その分見た目では気づかれないので大変です。

知的障害だからといって必ずしも、
話せない訳ではありません。文字が書けない訳でもありません。
知的障害者にも、得意なことや不得意なことはあります。
例えば、電車に詳しい人、絵が得意な人、地図や魚が好きな人等います。
知的障害=話せない と思われがちですが実はそれは間違っています。

自分も、小学生の頃 知的障害の人は話せない。と勝手に思い込んでいました。
勝手に偏見を持っていました。
しかし、いざ自分が知的障害と診断されるとこれは誤解だったんだ。偏見だったんだ。という事に気付かされました。


また、その他にも、障害は個性だよ。障害者じゃない。障害者のフリをしている。等と言った言葉もあまり好きではありません。むしろ嫌いです。

なので、知的障害に見えない。軽度でよかったね 等
と言った言葉は使わないで下さると嬉しいです。
もちろん、知的障害者全員がこれらの言葉が苦手・嫌いとは限りません。
中には、嬉しい。と思う方もいらっしゃいます。
その点につきましては、予めご了承下さい。
よろしくお願い致します。

MINATO

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