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おじさん投資術初心者編:トレード方法

Xの限界…

 はじめまして、株おじさんです。
 X(@sunra003gou)でポストをしてみたのですが、文字数制限もあるし、スマホでコツコツ入力するのはしんどいし、記録用も兼ねて、いきなりですがnoteデビューします!

初心者向け おすすめ手法:RSI日足トレード

 職場の株初心者に聞かれたら、日足RSIによる中期の売買を薦めてます。
 RSI(RSI解説)の平均線の変曲点で売買を繰り返す方法です。低リスクで利回り10%を超えて配当込みで20%も目指せますよ。

基本 

 まず第一に重要なのは、個別株取引では、配当金を合わせて年利回り15%行けばかなり上々だということ。15%というのは複利だと5年で2倍になる利回りです。特に初心者にありがちな、「1年で10倍!」のような一攫千金は考えてはいけません!
 配当金が年3%だとすると、3%の株価上昇を年4回つかめば、年合計で15%が実現できることになります。株価¥2000の株なら¥60の上昇を年4回つかむということです。
 株初心者は、まずはこれを目標に取引して、トレードを勉強していくことをお勧めします。対象にする銘柄は、変動周期が短い銘柄は避けた方が無難で、ゆっくり大きな波の銘柄がよいです。

買い

 日足RSIの売買をお薦めしましたが、RSIのグラフを見ながら、RSIの平均線が底に来た時(谷底です)で買いを入れます(図解は後ほど)。焦らずに、平均線のカーブが確実に底が来た時がよいです。但し、RSIの値が30%を割ったら「売られすぎ」のサインですので、平均線が底に達する前に買ってもOKです。

売り

 この取引手法の大きな問題は、次に説明する売りのタイミングです。
 売りはRSI平均線のカーブが頂上から下がり始めるタイミングでは遅すぎる場合が多いです。
 そこで、まずRSIが70%を超えたら「買われすぎ」のサインですのでここですぐに売る。それから、目標に設定してある3%(この数値は自分で決めましょう)を超えたらすぐに売る。これが重要です。「もっと上がるかもしれないからもう少し待ってみよう」と思うのが初心者にありがちな一番大きな間違いです。絶対にダメ。でも、明らかに上昇を続けている場合はキープしてもOKです。

損切

 思ったように上がらずに下がってきたらすぐ損切りです。すぐに上がるかも、とか思ってはダメです。
 7勝3敗でもトータルでは十分に勝てますので、負けの大きさを最小にすることがとても大切です。

実際の例

 このルールで売買した2023年(12/2現在)の実例を、日本の超大企業をサンプルにして2つ挙げます。2023/1/1からこのルールで取引したとして、どれくらいの利益が出たか、検証しました。
 上がローソク足チャートで下がRSIグラフです。RSIグラフでは紫の線がRSI、黄色がRSI平均線。売買のタイミングを矢印で示しました。(TradingViewを使っています)

 まずトヨタ自動車(7203)。
 Tradingviewのリプレイで検証した結果では、7勝1敗で年利回り29%です。配当2%とすれば、年30%達成です!

トヨタ自動車(7203)


 次に日立製作所(6501)。結果は8勝1敗で年利回り36.5%。配当1.5%として何と年38%達成です!

日立製作所(6501)

 ここで、「トヨタと日立、年初からずっと保有してた方が儲かってるのでは?」と思った方、実はトヨタはその通りなのですが、この手法は株価が下落していくチャートでも負けませんよーというリスクを回避できる手法なので、上昇を続けるチャートではそのようなことが起きてしまいます。

 下落チャートの例として、不正発覚以来、株価が不調の日野自動車(7205)で検証してみると、何と年利回りは50%超え!
 これを見ると、年間の上げ下げに関係なく有効な手法だとわかっていただけると思います。

日野自動車(7205)

 ここで注意してほしいのは、「どんな下落銘柄でもこの手法なら稼げる」というわけではないことです。
 例えば、今年下落し続けている住友化学(4005)で検証すると、上下の変動が小さいので、どんなにうまくトレードしても配当含めて年利回り9%くらい。これなら投信の方が確実ですよね。
 マイナスになることはほぼ無いですが、この手法では下落を続ける銘柄は避けた方がよいです😉

注意事項

 この取引手法は初心者向けの非常にシンプルな手法なので、注意事項もそれなりにあります。
 ・仕手株(意図的に株価が上下されている株)は選んではいけません
 ・銘柄選びとRSIのパラメータ設定が非常に大切です。※RSIの設定は銘柄の特徴によって変えるのがベター
 ・チャートが下落傾向なら銘柄をチェンジした方がよいです
 ・決算またぎは特に下落銘柄では危険です。慣れないうちはやめておきましょう

まとめ

 参考になりましたか?
 ちなみに株おじさんは、
  ・ローソク足とMA(移動平均線)と出来高とRSIとRCIが指標
  ・日足と2時間足で傾向を分析して売買タイミングを決定
という手法で稼いでいます。(銘柄選定は時価総額とCFとEPSとPERとPBRが指標です。)

 上達してきたら、他の指標も取り入れて自分のやり方を作っていくのが楽しみでもありますし、上達のコツでもあると思います。何といっても長期目線でコツコツと勝ち続けるのが秘訣ですが、たまにドカーンとラッキーもアンラッキーもあることは知っておいた方がよいですね。

 リクエストがあれば、次回は銘柄選び編を書こうかなと思います。
 正直、Xでは思わぬ反響にビビってますが、この手法は低リスクで勉強しやすい方法だと思うので株初心者におすすめしています。
 でも、「投資は自己責任」は大前提ですよー!

ではまたー。

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