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読書⑱ 3か月やってみて、次の3か月を考える

1月から、「意味のあると思うこと」をやっていました。

“しかし、なんとなく終わらないために、3か月後に結果を報告します。”

3か月前の私

私は法人化前のプレシード段階ですが、とあるVCのアクセラレーターに参加しておりました。

そこでこの3か月におけるひとつの区切りとなる審査がありました。

審査の結果、このプログラムでの決勝戦と言える、デモデイでのピッチ機会獲得は叶いませんでした。

変化を起こせる最小単位で、悔いのない瞬間最大風速を出しましたが、結果は悔しいものです。
それ故に、意味のある失敗だったと言えるように、次の3か月へと繋げます。

スタートアップ起業には力不足

アクセラレーターとは、VCから認められることを目指す競技と言えます。

VCはお金を出す立場であり、未来でお金が増えることを期待します。

シード期は100倍のリターンが求められ、事業案は時価総額が大きくなりそうかどうかを精査されます。
同時に、事業案を提案する起業家はそれを実現できるのかどうかについて問われます。

まずは、私自身が「実現できる起業家」の期待を抱かせるにはまだ至らなかったなと思います。

個人事業で収入を得ることができた

独立してから、出身以外の企業様からの発注をいただくことができました。

20代中盤くらいで2~3年の経験しかない若手がフリーランスになって稼げず、その後正社員採用にも落ち続けるケースはよく見受けられるようです。

私もその予備軍と言えるような状態で前職を飛び出したことになります。

独立後、何とかやっていけるフリーランスの多くは出身企業が仕事をくれるコネクションとなっていますが、私の場合はコネクションではなくもっと本質的なスキルを与えられたと思っています。

出身企業には、自ら提案して機会を作り出し、機会によって自ら恩返しをしたい。

次の3か月では実現能力を磨く

「ファウンダーマーケットフィット」
という言葉があります。

起業家と市場がどのくらい合致しているかという意味合いですが、起業家の成長によってフィットできる市場は拡張でき、入り込めるニーズは深くなっていくと考えます。

経験することとスキルを磨くことがファウンダーマーケットフィットを生み出すのです。

この3ヶ月は起業家としては打ちひしがれるものとなりました。

一方、受託を行う個人事業主としては、クライアント様に支えられて新しい景色を見ることができました。

発注に基づく、存在するニーズに対しての回答として、
丁寧に一つ一つの仕事をしていくことが、起業家としての成長にも近づいていくのかもしれません。

受託を力のかぎり一生懸命やり、クライアントから法人化を求められて起業するのだって、その仕事におけるファウンダーマーケットフィットなんじゃないかなと思います。

見えない未来を追いかけることを忘れず、それでも見える今を良くすることから目を背けず、未来に届くと信じて。さあ次の3か月。

また読み直すこの本


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