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帝国電機製作所(6333)            2023年1月期 第3四半期 決算分析してみた

※今回は過去の決算分析のため無料で閲覧可能ですが、次回決算分析からは有料になります。

企業情報

※分析時のデータではありません

・加点

・2Qで上方修正がでている
・為替の影響が大きく数字的に大きく伸びている
 →業績自体は悪くはないが大きな加点はない
・増配などもしているため株価が大きく下がる可能性は少ない判断できる

・懸念点

・為替の影響が大きく修正予想レートをあげているが、現在は円高に下がっ 
 てきている
 →直近は上方修正がでているので株価は上昇し続けているが、為替の影響
  が大きいため円高になったときは業績は上がっても現在のハードルを今
  後超えていくのは難しい

・修正に関して

・毎期3Q決算で修正を出す傾向がある
・進捗率が高く修正を出す可能性が高い

結果

・3Q累計経常は96%増益で着地
・四半期別決算では57%増益で進捗率は82.1%で5年平均の74%を上回る
・売上営業利益率は前年同期の13.0%→19.2%に大幅上昇した

決算の前から決算日に向けて株価は上昇しています。
決算翌営業日には株価は上昇しています。

分析時は株価は2390円であったため、仮に決算日発表が行われる日と行われた後で価格の動きに注目すると

・決算日(2023年02月10日)終値:2515円
・決算日(2023年02月13日)始値:2563円

以上の結果

・決算発表日で決済をした場合:125円の値幅
・決算発表日後で決済をした場合:173円の値幅

100株購入したとすると

・決算発表日で決済をした場合:125円×100株=12500円の利益
・決算発表日後で決済をした場合:173円×100株=17300円の利益

利益幅は

・決算発表日で決済をした場合:5.23%
・決算発表日後で決済をした場合:7.24%

考察

・決算で上方修正が出る可能性があったため決算日に向けて株価は上昇
・一部電子部品事業で半導体の供給不足が懸念視されていることや為替の先
 行き不透明感、その他事業で減益していることから業績は良いが上方修正
 が出なかったため株価の大幅な上昇はなかったと推定

※投資は自己責任の為、当該投資における利益・損失における責任は全て本人の元にあるものとし、最終的な決定はご自身の判断(自己責任)でお願い致します。

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