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蟹座の火星と鰹節のことを考えながらの、一番出汁展開定食と夏の作り置きお惣菜

蟹座の火星と山羊座の冥王星がぴったり180度オポの週末でしたね。
今日は蟹座の火星と鰹節のことをずっと考えながらの
「一番出汁、夏の作り置き仕込み」に没頭しました。

一番出汁定食

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昆布を一晩水に浸水して、朝一番に鰹節を削ります。
そして一番出汁を引きました。

1リットルの一番出汁からの、展開つくりおき。

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お出汁で調理して冷やしたお惣菜は、暑い季節に身体を冷やし癒してくれます。
暑くて頭がぼーっとしても、冷たくて香り高い出し汁料理を冷蔵庫から出して、
そのまま食べれば、出汁の香りが頭を突き抜け目も覚めます。

●湯むきトマトのお浸し
●茄子、パプリカ、アスパラ揚げ浸し
●お稲荷さん
●おからの煮物
●鶏レバー佃煮
冷や汁

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出しガラの昆布と鰹節は、鶏レバーの佃煮とおからの煮物と一緒に煮込みます。
火星が蟹座の時期、お疲れの方がうまく蟹座火星を使えるように、
鶏レバーの佃煮はいいお惣菜。出し汁をしっかり染み込ませた内臓と鉄分。
お肉が食べられなかったら、湯むきトマトのように、皮を向いた野菜にお出汁を
しっかりと染み込ませて食べる。

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冷や汁は、冷たいお味噌汁のことです。
冷や汁は、夏の滋養ドリンク。作ってから3日間冷蔵庫で保管可能。
すり鉢で胡麻を擦り、味噌も胡麻と練って、お出し汁を入れて混ぜるだけ。
軽く塩揉みした胡瓜と茄子を具材に。大葉とネギをのせて。
暑くて頭も身体もボーッとした時に、冷蔵庫から冷や汁を出して大葉をのせて食べると、出し汁の香りが頭を突き破り、冷たい味噌が身体に染み込み、火照った内臓を冷やし、頭も身体も冷ましてくれる、冷や汁は夏の滋養ドリンクであり、
蟹座の季節の蒸し暑さで、体と心の水分調整が狂ったときに、とても重宝します。

鰹節とお出し汁について

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鰹節って、月から土星に成長した食材として連想してしまう。
はじめは水分を含んだ鰹の魚肉。それから煮熟されて、燻して、カビを着けて発酵させて、木の硬さにまで乾燥させる。このプロセスはまるで子供(月の年齢期)から、いろんな体験や学びを得てそして老人(土星の年齢期)に達するまでの成長を連想してしまう。出来上がった鰹節(山羊座の土星)は堅く硬直して乾燥していて、そしてその香りを嗅ぐと、それはそれは畏れ入りましたと脳味噌にまで突き抜ける香り。その香りは決して刺激的ではなく、長い旅路を経ながら熟された畏敬の香り。カツオが海から引き上げられて、そして私の台所まで辿りついた鰹節、この畏敬の香りを放つ食材は、汁物に、煮物に、お浸しに、揚げ物のお汁に、麺のお汁に、鰹節を削って引いたお出し汁でお料理すれば、一流のシェフが作ったかと思わせるくらいの香りと旨味を放つ料理が次々に出来上がります。
まさに山羊座の土星のようだ、土星がしっかりしていれば、調理法が至ってシンプルでも、香りと旨味高く、誰が作ってもどこに出しても満足される出来栄えになる。土星としての鰹節が登場すれば、料理の香りと旨味を統治してくれる。
私も鰹節のような土星期を目指したい。

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開封仕立ての鰹節の香りはとても濃厚で、厚く削り落とせるので、お出汁に重宝する部分。粉が吹いた表面を削った部分で引いた出汁は、最高の芳香出汁に。

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どんどん削って小さくなってきた鰹節は、艶やかで薄く削れるので、お好み焼きとか冷奴など、お料理の上にかけて食べます。私は大きいのと小さいのを使い分けながら、鰹節を削ります。そして、もう削れないくらい小さくなった鰹節の最後は
ぬか床にドボン。鰹節の最期は糠床の中で、糠床の旨味を統治します。

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中学生の息子が大絶賛した稲荷寿司。
一番出し汁とミリンと醤油で煮たお稲荷さんは、めっちゃ美味い。
甘さ加減も塩加減も自分好みに調整できるし、お揚げがフワフワなので、出し汁をたっぷりと吸い込んだお稲荷さんはとにかくジューシー。
蟹座は吸い込むサイン、模倣するサイン、膨張するサイン、柔らかい内臓を連想させるサイン、そして蟹座の支配星は月。お揚げにお出し汁をたっぷりと吸い込ませて、お稲荷さんの中身を好きな具材で包み込む。今日の飾り稲荷はアイヌネギの花の蕾と刻んだ人参の糠漬け。土星としての鰹節の芳香効いたお稲荷さんに、月としての内臓が喜ぶような好きなものを包んで、蟹座の火星とうまく向き合えたらなと考えながらお料理してた日曜日でした。

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