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積みゲー消化レビュー#17「Pikuniku」

横スクロールの2Dアクションアドベンチャー。やたらと足癖の悪い主人公を操作して、ディストピアを作り上げようとしている悪徳企業の陰謀に迫っていく、というお話。

とはいえそんなシリアスな雰囲気でもなく、最初から最後まで見た目どおりのゆるっとしたシュールな世界観で物語が進行していく。

プレイヤーの操作としては、蹴る、ジャンプ、転がる程度の至極シンプルなもの。グラフィックもシンプルながら、端々にセンス溢れる配色や形状。

パズル要素もあるにはあるけれども、そんなに難易度は高くないし、小さなお子様でも安心してプレイできるだろう。ちなみにウチの5歳児にはバカウケ

キャラクターの造形は全体的にカワイイの塊なのだけれど、プレイヤーの脚の動きだけが著しくキモい。最初は「カワイイ!けどキモい!」という二律背反を抱える事になるけれども、まあそのうち慣れるよね。

ストーリーとは別に、二人プレイモードも用意されている。基本的に「相方が道を通れるようにスイッチ押してドア開ける」というゲーム性なのだが、単純に車に乗ってレースするだけのステージもあったりする。ウチの子供はそいつが大のお気に入りだ。

幼稚園児ぐらいの子供と一緒にまったり楽しむ分には超オススメできるゲームなのだが、俺みてえな35も過ぎたようなくたびれたおっさんが一人でプレイするには全体的なボリューム感に物足りなさも感じる。しかしやたらシビアな実績解除もあったりするらしいので、腕に自信のあるガチ勢は是非。

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