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CorgiEngineメモ#1

ついに買った!

以前、Unityでアクションゲーム作った際に思ったの。

「楽だけど、しんどい。」

何言ってんだこいつ状態だろうけれど、実際Unityだとゲーム作るの楽なのよ。でも、細かいところまでは手が届かないというか。「あー、やっぱりそこはKIAIで実装しなきゃだめなのね。」という所は多い。そして大抵、そういう部分でバグる。

前々から、ものすっごく欲しいアセットあったのよ。それがこの「Corgi Engine」。なんかPVとかパッと見て、2Dアクションゲームのテンプレできてますよ感あるじゃん。これを使えばもっと楽に開発できんじゃねえかと。

しかし$60。高い。ショーケースに飾ってあるトランペットを眺める少年のような気持ちで足繁くアセットストアを覗いてたのだが、今回偶然70%オフで買えるチャンスがあったので、そらもう無意識のうちにポチってたよね。

目標を決めよう

だがしかし、この手のアセットでありがちなのが「うっわーすごい便利!でも何に使おう!!」ってなって、試すだけ試しただけで積んでしまう事だ。俺の経験上、こういうアセット使ってゲームを一本作り上げるのは、大事。すごく大事。

とはいえ、新規にゲームの仕様を考えてリソース揃えてから作るのも面倒。今すぐに触りたい。

という訳で、過去にUnityで作ったアクションゲームをCorgiEngineに移植して、「一体全体どれだけ楽になるもんなのか?」というのをやってみたい。結果としてドチャクソ苦労してベタ移植すら限界なのか、思いの外サクサク進んで調子に乗って機能を追加しまくるかは分からないが。

ありものを弄る

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「Corgi Engine 使い方」でググったらそれなりに日本語の情報も出てくると思うが、あえて公式チュートリアル(英語)あまり見ずに進めていきたい。要は、RPGツクール付属のサンプルを弄ってゲームを作るようなものだ。習うより慣れろ的な。

Corgi Engneをインポートすると、「CorgiEngine/Demos/Minimal/MinimalLevel」に最小限構成のシーンがあるので、そいつを開く。すると、ベリベリキュートなお豆腐くんが出てくる。このお豆腐くんのパラメータを弄って、俺が作ったゲームの仕様に寄せていきたい。

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しかしこのお豆腐くん、デフォルト状態だと壁に張り付くわ、3段ジャンプできるわのやりたい放題なのである。どんだけ高性能なお豆腐なんだよ。

まずは頑張ってそこらへんを削りたいのだが、そもそもこいつの本体(prefab)はどこに居るのだろう。

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てな感じで探してみると、シーンに含まれるゲームオブジェクト「LevelManager」の「Player Prefabs」あたりが怪しい。このお豆腐の正体は「Rectangle」とかいう奴みたいだ。ここから「Demos/Minimal/Prefabs/PlayableCharacters」に辿り着く。

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Rectangleをクリっ子すると、コンポーネントがドチャクソくっついていてドン引きするのだが、ざっと眺めた感じだと、これらを弄れば望む挙動に調整できるような気がする。

特に目を引くのが「Corgi Controller」と呼ばれるコンポーネント。説明文を読む限り、gravityとかspeedとか書いてあるので、Unityの物理エンジンに代わって色々をやってくれるすごい奴みたいだ。

キャラクターの挙動を調整する

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という訳で、各種コンポーネントを弄ってNANOの操作感を再現したい。キャラ画像の差し替えとかめんどくさそうなのは置いといて、今回はせめて最低限の挙動ぐらいは再現しておきたい。

コンポーネントをクリックすると(英文だが)だいたい何ができる機能なのかざっくりとした説明が出てくる。「Ability Permitted」というのをチェックするとその機能が有効になって、チェック外すと無効になるみたい。

NANOの基本仕様としては、壁張り付きとか要らないので(バグで張り付いてた事なら何度もあったが)WallclingingのAbilityを切っておく。それ以外にも、LookUpとかJetpackなんかもバッサバッサ切っていく。

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ジャンプ回数も1回に設定。

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そうすると、無事にお豆腐くんを無能状態にダウングレードすることができた。やったぜ。

疲れたので今回はここまで。次は画面外に落ちたら死んだり、敵を出してみたり、敵に当たったら一撃で死んだりとかそのあたりを設定したいところ。

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