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【感想】光る君へ 第24回「忘れえぬ人」

「博士ちゃん」という番組で平安時代の生活について解説されていました。「動物の死骸を見てしまったら、しばらく出勤せず物忌みをする」というお話がされたり。現代では考えられないですね。

でも「そういう嘘をついてサボる人もいた」らしいので、いつの時代も上手くやる人っているもんだなあ、と思ったり(笑)

前に安倍晴明がやっていた反閇(へんばい)の話もあって面白かったです。
以下、今週の感想です。





・コミカルな終わり方だった前回の続きですが、ここはカッコよく締めてくる宣孝様。忘れえぬ人がいるのも含めて受け入れる。グッと来てしまいますよね、こんなこと言われたら。

(といっても妾が何人もいる人なので、万一「俺だけを見ろ」とか言われたら「お前が言うな」とはなる……逆説的に言えば妾がいる人だからこそ説得力があるのやもしれぬ)


・おいたわしや詮子様……。

道綱「みなさんとおなじです!」
笑った。小学校で全員一言ずつ意見を言わされたとき絶対出てきたセリフだ。

今更ですけれど、この「立場が低い人から意見を言う」システムっていいですよね。上の人から意見言っちゃうと下の人は言いにくくなることもあるでしょうし。


・すぐそこなのにわざわざ輿に乗って移動しなきゃならないなんて、陛下も輿を運ぶ人も大変ですね……。移動だけで輿を持つ人(6人?)と警護の2人が必要。やんごとなき身分って大変。


・タイトルの「忘れえぬ人」はいろんな人にかかっているんでしょうけれど、周明にとってのまひろがその中に含まれるのは意外でした。朱様の一言がなければそうは思えないほど、自分の役割に徹してましたもんね。

そして、朱様の優しい一言にも驚かされました。国交面では国の代表だろうし、周明にも厳しいことを言うのかと。

・ところで周明、捨てられたのは赤ん坊のころだと勝手に思っておりました。そしたら日本語は身についてないはずですもんね……もうちょい育ってからですよね。


・あああ、さわさん……オープニングでさわさんが(声)となっていたのでもしやとは思いましたが……。

・まひろの気持ちは正直分かる。「ものすごく好きな人」と「それなりに好きな人」なら、後者を選んだほうが期待しすぎないし疲れすぎない。独身だけど。
でもそういうことをパパ上様に話せちゃうのはすごい。


・次回、宣孝様が結婚報告をしている相手は誰なのか。道長なのか。道長なのか?



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