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【感想】光る君へ 第32回「誰がために書く」

毎日何かを継続する、って好きなことであっても難しいんですよね。"毎日やる"を義務にしたとたん苦痛になってしまって。飽きるのとは違う感覚で、個人的には"やらなきゃいけない"プレッシャーが大きいストレスになります。毎日、じゃなく毎週ペースだからこの感想も続けていけているんだろうなあ、とか。
「毎日〇〇しないと生きていけない」といえるほどの情熱を持てる人が羨ましくあります。

以下感想です。







〇物語とまひろの出仕

・前回ネタで書いたけどこの流れはまひろマジで「おもしれー女」じゃん……
「朕にこんな皮肉めいた物語を寄こすなど……おもしれー女」
ってなってるじゃん……(個人の感想です)

史実に照らし合わせるなら
「源氏物語、流行る→宮中で評判になる→道長が作者に目を付ける→紫式部、スカウト」

だと思うんですけど、ドラマだと

「まひろ、執筆依頼される→帝に献上する→帝が作者に興味を持つ→まひろ、スカウト」

ですよね。

帝が興味を持ったから迎えに来たってマジおもしれー女じゃん……? 大河にこんな感想を抱くとは思わなかった……衝撃だ。(でもってこの後陰口叩かれて引きこもるのも少女漫画っぽい流れである)
赤染衛門は陰口叩かれるまひろのこと気にかけてくれそうな印象ですが、果たして。

・そういえばまひろが子供と関わろうとしないんじゃないか心配していたけど、宮中に行くんだから、どっちにしろ賢子とはあんまり関われないんですね……たぶん初出仕の後に引きこもりはするんだろうけど。

・題名の「誰がために」自分のために物語を書くようになったということなのですね。お金にならない、と言われてしまったけど(笑)
為時と親子そろって世渡りが下手ってところですかね。

・それでも為時の「お前がおなごでよかった」という一言は今回一番グッと来ました。子供のころに「お前が男であったならなぁ」とボヤいていた為時に言われるからこそ救われる一言ですよね、これは。


〇その他

・倫子様の「なぜ殿がまひろさんのことを知っているの?」発言、予告では肝の冷える思いでしたが、かわしましたね。そりゃ「幼馴染なんだ」とか余計なこと言う必要はないですけどね。

・安倍晴明がついに。須磨流も一緒にいなくなってしまうんですね……。
目に宇宙が映る演出が印象的でした。



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