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【感想】光る君へ 第30回「つながる言の葉」

最近みそ汁が美味しいですね。夏はしょっぱいものが美味しいです。
塩分タブレットもたまに食べておりますが、塩分過多との境目はどこにあるのか、気になるところです。
以下、感想です。






◯まひろの子育て

・前回はちょっとまひろの好感度が下がっていたのですが、今回は不憫でした。
勉学を好む女は幸せになれないと否定され、娘も勉学を好まず、挙句娘の火事未遂。

賢子を叱るまひろのすごいところは、一貫して「放火は極めて危険」と説いていたところです。自分の作品を台無しにされたことは何も言わなかったんですよね。

人が心血注いで作り上げた作品を台無しにすることもいけないことですが、賢子の年齢で2つ以上叱られると理解も難しそうですし、より危険なことへの話が大事だよな、と。


勿論大人のまひろがちゃんと賢子と遊んでやっていれば、という批難も真っ当でしょうし、燃えた作品を見つめるまひろの横顔には様々な想いが込められているようでした。娘への申し訳無さと、自分の作品が失われた無念さ、両方かなぁと思います。

賢子は「母上と遊びたい」と言っていました。為時じいじとおはじき遊びをするシーンがあっても、まひろママと遊ぶシーンはありませんでしたもんね。
前回は読み聞かせ、今回はひらがなの練習で、やってることは勉学に通ずることばかり。そりゃつまらんよなと(笑)
次回以降、少しでも賢子と遊ぶ(または遊んでいたことがわかる)シーンがあるといいですね。

・私自身は読み書きの習熟に苦労しなかったタイプなんですが、現代は絵本や漫画、映像作品と言葉に触れる環境が豊富なことが間違いなく大きいです。
楽しく文字に触れる機会が少ない時代だと習熟も大変だろうなあ。



〇和泉式部(あかね)とスケスケ衣装

・生絹(すずし)というそうですね。名前の通り、涼しげで素敵です。

三省堂のコラムに解説がありました。
なんと上半身は透けているそうです。平安時代にそんなどすけべネグリジェが……?

そもそもああいう透ける素材で服を作る技術があることも驚き。プライベートパーツに限らず、肌の露出自体がはしたないこと、と考えられているみたいですが、不特定多数に見せないからってアレはアリなのか……??
タンクトップも現代ならOKですが、お手々の先もあまり出さないようにしていた当時の価値観ではなかなかクレイジーな振る舞いなんでしょうね。

・和泉式部、まひろがあんまり関わりたくないと思ってそうなの面白~~~こら悪口カーニバルにもなるわ。
ききょうの時とはまた違うクセの強さですね。おもしれー女フェスティバルか?



◯その他

・安倍晴明と寿命のやり取りする道長、デスノート思い出しましたわ。10年て。というか寿命のやり取りできるのか、晴明。流石すぎる。この翌年にお隠れになるのは寿命1年しか奪わなかったのでしょうか。
そして祈祷が那須塩原市に届く……(何故……)


・羹次(あつものついで)
飲み会じゃねーーーか!!! 焼き鳥みたいなのあったけど魚? 貴族はたぶん獣肉って食べないですよね? 公式の用語集だと「野菜や魚肉」ってあるからたぶん魚ですよね。たぶん。

・倫子様、ああ倫子様。
不敬で無礼なふるまいとわかった上で帝へ直談判なさるのですね。

・些末なことですがあの彰子様に愛でられていた猫ちゃん、またいつか出ますかね。やっぱり物語が大きく動くときかな……出るのは。

・まひろと道長の再開は一週間お預けされる視聴者。終盤に流れていたBGM、初めて聴くものですよね? 大河のBGMってちょっとずつ新しいもの出るんだ……。




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